私は、高校の担任が大好きでした。
当時、先生は28歳。
私は、16歳。
在学中に気持ちは、伝えれるわけもなく… といっても『先生のこと好きだよ』と冗談混じりに告白はしてました。
先生からも『教師と生徒だからな… お前のことは、生徒として想ってるから』とサラッとかわされて(涙)
卒業後は、少し背伸びしてた目線も下げて先生と一緒に食事をしたりドライブに行ったりしました。チョットだけ先生の気持ちを感じながら…
それでも2人が結ばれることは、ありませんでした。
私が23歳の時に結婚が決まり先生に報告をしに行き『お祝いしよう』って食事に誘ってもらって楽しい時間を過ごしました。
先生をご自宅まで送った時『もうしばらく話すか』って言われて車を車庫前に止めて、また話し込んでいました。
車の中が少し息苦しくなってきたなぁって思ってたら先生が『今晩、家族が居ないから家に入ってもらうわけにはいかないんだ』と… 先生の気持ち嬉しかった。何だか大切にしてもらってるみたいで…
『先生、私大丈夫です。これで失礼しますね』と言って車のエンジンをかけようとした時、先生が『家に入るか?』って。 少し戸惑いながら先生のご自宅へ… 薄暗い明かりだけを頼りにリビングに通されて『電気つけなくていいか?』って言われて頷く私。
先生は、黙って私を抱き締めてそのまま座り私の服を脱がせてくれました。
ソファーとテーブルの間に体を倒して先生は、私を優しく優しく愛撫してくれました。
そして先生と1つに…
力強くて少し痛いくらい…
『先生…、せん…せぃ』
私が逝くのをみて先生も…
7年越しの想いをその夜叶えることが出来ました。
帰り際に『お前のことずっと好きだったよ』って言われて泣きながら帰って来ました。
先生とは、1度きりでしたが逆に忘れられない温もりが残ってます。
あれから長い年月が経ちましたが先生は『ずっと忘れられない』って言ってくれてます。
あの一夜の想い出を大切に大切にしていきたいと思ってます。