セックスを伴う話ではないので、期待しないで読んでください。塾の生徒で私(女)の4つ下の高校1年生・16歳の子(男)をずっと前から素敵な人だなぁ、と思っていたのですが。
先日、彼の方から「先生~、最近なんとなく気分がすぐれないんだぁ」というので、「先生でよければ話してごらん」と優しく声をかけたのですが、落ち込んでいて話そうとしません。2人で落ち着いて座り、手を取ってじっと見つめると、こわばった表情がみるみるうちにゆるみ、涙をポロポロこぼし始めました。「せんせぇ…(ぐすん)」聞けば、学校では思うように自分を出すことが出来ず、誤解されることがしばしばあるみたいですツラいことがあっても、強がってばかり。もう一人じゃ頑張れないと言うのです。
思わず頭をなで、抱き寄せてしまいました。ハンカチを貸し、思う存分泣かせました。ずっと頭と背中を撫で、彼のおでこにほおずりすると、強くしがみついてきて、「ふぇ~んっ、せんせぇ…せんせぇ…」と言うので、本当に愛しくなってしまいました。胸から頭を離し、おでこにチュッとすると少しびっくりしたみたいですが、涙を拭いて私のほっぺに彼のほっぺをこすりつけてきました。「○○君、先生のお化粧付いちゃうよ」「大丈夫」そんなことをいって、なだめすかして落ち着かせました。ほっぺに短くキスをして、唇に滑らせました。ついばむような軽いキスでしたが、愛し合う気持ちを確かめ合うような幸せなキスをでした。卒業するまでは男女の仲にはならないでしょうが、いつまでも、彼の癒しでいられたら光栄です。
○○君、これからも私になら好きなだけ甘えていいんだよ。