ある日仕事から帰ってきて、車を降りて玄関に向かっていると、隣の庭から声を掛けられて。
「よっ、淳史…元気だった(笑)」
幼稚園からの幼馴染みの奈々美が、庭で子供を遊ばせていた。
3年ほど前に結婚して家を出て、たまに顔を合わす程度だったけど、結婚前はよく一緒にいて、男女の垣根の無い悪友みたいな存在だった。
「久しぶりだな奈々美…里帰りか?(笑)」
「うんまぁ……ちょっとね……」
暗い表情で言葉を濁す奈々美を、ちょっと不思議に思っていると
「淳史さぁ……今日なんか予定ある?」
「今日……別に無いけど?」
「後で部屋行っていい?……久しぶりに飲もうよ」
「いいけど子供は?」
「お母さんが預けるから。私もたまには楽したい(笑)」
「じゃあ……いつでも都合のいい時に」
その日の夜10時くらいに、奈々美が酒とツマミを持って俺の部屋にやってきた。
「淳史、明日は?……仕事は?…」
「普通に休みだけど?」
「じゃあしっかり飲めるね(笑)」
「俺はいいけど…子供は大丈夫か?」
「お風呂も入れて寝かし付けてきたから、朝までお母さんに任せて大丈夫(笑)」
奈々美はお風呂上がりで、Tシャツにショーパンでノーブラだったけど、俺も慣れていて特に気にもしてなかった。
しばらくは昔話などしながら、楽しく飲んでいたけど、酔いが回ってくると奈々美の表情も暗くなってきて。今回は里帰りじゃなく、離婚前提の別居らしく、原因は旦那の性交拒否。
なにそれ、と思いながら詳しく聞くと、退院してから1ヶ月過ぎても2ヶ月過ぎても一向に求めて来ない、不思議に思って迫っていくと、旦那は少々潔癖症のところがあるらしくて、出産シーンの動画を見てから、あんなものが通ったところに挿入なんか出来ない、子供を生んだ女に汚いと言われたらしくて、どういう理論だよと俺は呆れていたけど、面と向かって言われた奈々美はかなりショックだったようで。酔いも手伝って嗚咽しながら泣き崩れていたので、抱き締めて頭を撫でながら落ち着かせた。
「そんなこと言う男なんか滅多にいないから……早めに別れた方がいいな……」
「淳史…私汚い?汚れてる?…」
「そんなことないって……」
「だって汚いって……そんな女に勃起なんかしないって言われたんだよ?」
「そんなこと言うヤツがおかしいんだよ」
「だって、だって……」
「奈々美は汚くなんか無いよ……キレイだし可愛いし……俺だったらちゃんと……その…なるから…」
「じゃあ証明して……抱いて…」
「えっ?…いや、それは……」
「ほら淳史だって起たないんだ…いや私汚いから……」
「分かった、証明してやる」
俺は奈々美を立たせて服を脱がせていって
「ちょっと…淳史?……」
「黙ってろ」
全裸させて俺も全裸になって向かい合わせに立って。俺のモノは下を向いたままで
「触ったりしようか?」
「いいからジッとして…俺を見てろ」
向かい合わせで抱き締めて、間近で顔を見つめていると、頭を持ち上げて固く勃起してきて。それを奈々美が見せ付けながら
「奈々美は抱き締めてただけで……汚い女を見てこんなになると思うか?」
「淳史……ごめん……ありがとう……」
「普通に自信持てよ……奈々美はキレイだし可愛いぞ?(笑)」
そう言ってパンツを履くと、正直奈々美に欲情してしまって、パンツに収まり切らなくて、奈々美が涙目で笑いながら
「淳史……出てるし(笑)…」
「しょうがないだろう?……奈々美のせいだぞ?(笑)」
「そうかも知んないけど……なんかハズいし(笑)」
「はいはい……情けなくてすいませんね~」
「ごめんごめん……淳史カッコ良かったよ?」
「改めて言われる方がハズいわ(笑)」
奈々美も落ち着いたようでホッとしていると
「淳史……私がせいだし…しよっか?…」
「するって……えっ?……なに?…」
「だってほら……出さないと辛くない?…」
「まぁ、ほっとけば治まるよ…」
「ダメ……させて……ねっ?…」
奈々美は全裸はまま、横から抱き着いてくると、俺のパンツを下ろして、勃起しているモノを扱き始めた。
「私じゃそんなに興奮しないかな(笑)」
「だから……俺のこれ目の前にして、まだそんなこと言う?……奈々美は」
「うん、分かった……ごめん……いっぱい興奮して?…」
奈々美の手こきだけで、ガマン汁でヌルヌルになってきて。
「淳史……触って?…」
オッパイを触らされて興奮したけど、緊張しているのか射精するまでには至らず。
それを見た奈々美はしゃがんでフェラしてくれたけど、それでも射精できずにいて
「淳史……ムリそう?……ごめんね?……」
「いや、なんか緊張して……」
「イカせてあげたいけど……入れるのは……」
また自虐的な言葉を吐こうとするので、俺は奈々美の口を鬱いで
「奈々美…俺……奈々美の中に入れたい……いいか?……」
奈々美が頷いてベットに寝かせると、脚を広げてクンニしながら顔を見上げて
「奈々美、すごくキレイだよ?……ずっと舐めていたい……」
「淳史……もう……はぁ…はぁ……」
「まだ……もっとだよ……」
念入りに周りも中にも舌を這わせて、舐め回していると
「淳史……はぁ…はぁ……もう…淳史が欲しい…」
「奈々美……入れるよ?」
上に覆い被さって顔を見つめながら挿入すると、何度もキスしながら激しく動かして
「奈々美……もう出そう…」
俺が抜こうとすると、引き戻されるように抱き締められて。
「嫌…このまま……私の中で……」
俺は奈々美を抱き締めてキスすると、そのまま中で射精しました。
その後、奈々美にすぐに離婚して、とりあえずは実家暮らし。
俺もこの先のことは、ちょっと考え中です