中学生二年の夏休み、俺と真由美、順一の三人でプールへ出掛けた。
俺達三人は幼稚園から一緒の幼なじみというか腐れ縁、家もそれぞれ歩いて5分の所にある。
「あっち~からプールでも行こうぜ!」と順一が言い出した。
「学校のプールじゃなきゃ良いよ」と俺。
「え~!?プール?」と少し嫌な顔をしたのは真由美。
中学生ともなれば身体にも随分変化が出るから恥ずかしかったんだろう。
「安心しろよ!お前の水着なんて別に興味ね~し」と言う順一に同意する俺。
「それはそれで失礼でしょ!」
確かに、と思う反論をする真由美も結局納得の上でチャリに跨がり、三人で出掛けた。
20分程で到着するプールには流れるプールとウォータースライダーがある。
俺と順一はトランクスタイプの水着へ、真由美は紺色のビキニだった。
「お前なんでビキニなんて着てんだよ(笑)!」
と笑う俺達。
「学校の水着は逆に恥ずかしいでしょ!」と真っ赤になって怒る真由美。
悪い悪いと機嫌を悪くした真由美を二人で宥める事になった。
正直真由美の水着姿に驚いた。
多分順一も同じで、幼い俺達は囃し立てる事でそれを胡麻かしていたと思う。
プールは混んでいたが入れない程では無い。
ウォータースライダーは順一が頑なに滑るのを嫌がる。
高い所が駄目なのは知っていたが、しつこく二人で手を引いても絶対嫌だと言う。
だからと言って俺も一人で滑るのは恥ずかしいので浮輪を借り真由美と二人で滑る事にした。
階段を登り、目の前にある真由美の背中やお尻に女を感じてしまったのは事実。少し恥ずかしかったがどうしても目が行く。
白い肌に張り付く水着は柔らかい体の曲線を描いており、胸や下半身の形を浮き立たせた。
てっぺんに到着すると浮輪に二人で座る。
俺の股間に真由美のお尻が当たり、少し緊張した。
体温を感じてリアルに女性を感じた。
係員の合図で俺達は滑り出した!
真っすぐ下れるかと思ったが右に左に揺れるし回転まで始まった。
最初はキャアキャア言っていた真由美だが、回転した時は流石に怖いのか「ヤダヤダヤダ!」と騒いでいた。
そして勢い良く着水した後は二人で水中へ落下。
少し慌てる真由美の胸や下半身を触らない様に腕を持って助けてやる。
続いて人が来るのでそのまま手を引いて脇に退けた。
「回転して怖かった~」
と顔を少しクシャっとした真由美に可愛いと思ってしまった。
続きはレスに書きます。