僕の近所には、同い年の美希ちゃんと4つ上の悠太くんが住んでいて、よく三人で遊んだりしていました。
とは言っても、僕がよく遊んだのは、同い年の美希ちゃんでした。
実際、僕自身 美希ちゃんの事が大好きで、小学校2年位まではよく『美希ちゃんは、将来僕のお嫁さんになってくれる?』『うん、いいよ』 みたいな感じで結構ラブラブでした。
そして、二人秘密の遊び「夫婦ごっこ」 と称し、結構過激な遊びをしていました。
具体的には、パンツを脱いで、お互いの性器を触りあったり、僕のチンチンを美希ちゃんの割れ目に擦ったり、キスしたりしていました。
そして僕たちは、悠太くんがいる時は、二人の関係を隠すのに必死だったと記憶しています。
そんな僕たちも三年生とかになると、過激な遊びは自然に消滅していきました。
学年が上がって行くと、男の子は男の子同士、女の子は女の子同士…そんな風潮になって行きました。
月日は流れ、僕と美希ちゃんは中学生になりました。
この時、悠太くんは高校生になってましたが、僕と美希ちゃんにとっては、解らない勉強とか教えてくれる頼もしい存在になっていました。
この頃の僕たちの関係は、ごくごく普通の幼馴染み、友達みたいな感覚でしたが、内心 僕は急激に成長する美希ちゃんの体にムラムラしていたのは確かでした。
そして、中2の夏休みのある日、美希ちゃんの部屋で勉強してたのですが、悠太くんも後から約束通りに来てくれました。
しばらくして、一息ついた時、突然美希ちゃんが悠太くんにこう言いました。
『悠太くんって、付き合ってる人、いるの?』
『前はいたんだけど、今はいないよ』 『そ~お なんだ~…だったら、私と付き合おうか?』
僕は一瞬 『えっ!』と思いましたが、悠太くんは『いいよ、美希ちゃん妹みたいでかわいいから』
意外な展開でしたが、美希ちゃんはいきなり、悠太くんの隣に座って腕組みをして
『只今、ここに一組のカップルが誕生しました~』なんて僕に向かって、当てつけがましく言い放ちました。
そんな事があって間もなく、悠太くんと美希ちゃんがキスしてるところも見ましたし、セックスしてるところも偶然見てしまいました。
セックスしてるところは、僕が興味本位で見ようとして見た訳ですが、あの光景は とても耐え難い苦痛でした。
やはり、女の子は恋愛に関しては、積極的になるものなんですね。
僕自身、もっと美希ちゃんの事をガッチリ受け止めて置けばよかったと…今、思えば後悔の念でいっぱいだし、もう一度あの頃に戻って、美希ちゃんに告白したいなあと思う、今日 この頃です。