小学校から高校まで同じ学校に通った○山K次君(通称丸ちゃん)、家が近いって事もあって一緒によく遊んだ。
丸ちゃんには4歳上のお姉さん(こちらは丸さん)が居て、私と丸ちゃんが遊んでいるとお菓子を持ってきてくれたり
時には勉強も教えてもらったりで、実の弟のように接してくれていたし、私も実の姉のように親しみを持っていた。
高校を卒業すると丸ちゃんは東京の大学へ、私は地元の大学へと進学したので、それからは少し疎遠になっていたんだが、
大学4年の時のサークルの飲み会で、偶然にもお姉さんの丸さんと飲み屋さんでバッタリ再開。
とても大人っぽくなった丸さんにドキドキしたのをハッキリと覚えている。
お互い目が合ったときに「あれ~~?!」って感じで、それぞれの飲み会もそっちのけで思わず話し込んでしまっていた。
メアドを交換し(まだLINEなんて無い時代)、それからはよくメールでやりとりしたし、お茶やランチも2人で行くような
仲になっていった。
丸さんの話しだと、丸ちゃんは色々あって大学を中退して今は東京の会社で働いているそうな。
こっちにもほとんど帰って来なくなり、ご両親や丸さんも心配していると言っていた。
まぁ重い話しなので相づちを打つ程度でただ聞いているだけだった。
その頃から丸さんとは急速に親しくなり、いつも「丸さん」と呼んでいたけど止めて欲しいと言われ、下の名前(ゆみ)で呼ぶようになった。
そしてある週末、ゆみの誕生日が近かったのでアクセサリーを手にデートして、夜は静かなショットバーへ連れて行かれ
(この時私はショットバーは初めてだった)プレゼントを渡したら喜んでくれて、私も本当に嬉しかった。
その後は自然な流れでホテルへ行き、初めてゆみとキスをしたのだけど、やはり姉弟のような感じなので、エッチはずっと
ゆみがリードしていた。
それまでに女性とエッチしたのも何度かあるけど、それとは全然違う不思議な感じだった。
それからは私は地元の企業に就職し、ゆみとの仲も一層深くなり、私25、ゆみ29の時に結婚した。
結婚前には丸ちゃんも一旦帰ってきて、喜んでくれていた。
今でも昔の話しをすると、結構同じ時間を過ごして来たから盛り上がる事も多々あるので、幼い頃からの知り合いとの結婚も良いものだなぁと思う。