しばらくしたある日
美香ちゃんと麻紀ちゃんが歩いているのが見えた。
「あっ俊夫お兄ちゃん、どこいくの」
「ああちょっとそこまでさ、美香ちゃんは」
「ウン麻紀ちゃんと、あっ、ねえ俊夫お兄ちゃんいく?ね行こうよ、いっしょに、イイでしょ麻紀」
「うんいいよ、ああ美香のお兄ちゃんのお友だちね、この前公園で会ったわね」
「アア麻紀ちゃんだね、こんちわ、でどこへ行くんだよ」
「あそこファミレス」
「じゃあいこうか」
「ウン、イコイコ」
まあちょうどいいかと言う事で二人に付き合う事にした。
話す事はやっぱり女の子、アイドルやファッションなどの事で男の俺にはちょっとと言った感じの話題も有ったが付き合っていた。
そんな話の中から麻紀が「美香さあ好きな男子いる?」ときく。
「ウ~ン、イ・ル・・ヨ・」とニコッと俺をチラ見。
それをみた麻紀が「わあ、そう~なんだ、この人が彼氏なんだ、キャアアァ」
「もう麻紀~や~だあ~」
「ネエじゃア~麻紀はいるの?」
「ウフフフ、どうかなあ~」
「ずるいよ麻紀~、美香に聞いといてどうかなってさあずるいよ」
「ウフフフ、イ・ル・・ワョ・」
「誰なの、ネエ麻紀~ネエ~」ちょっと考えるようだったが「アッもしかして~幸雄兄ちゃんでしょ、ピンポーンでしょ」
「ウフフフ、そ」
「お兄ちゃんか~、そうなんだ~麻紀がさあ美香の居ない時も時々うち来てるって聞いてたもん、そーかー」
「美香さあもうチュウしたんでしょ?」俺のいる前で聞くのか。
「ウ~ン、モ~ウフフどうかな~、や~だ~」チラ見。俺ドギマギ。
「じゃあさあ、麻紀さあお兄ちゃんとしたんでしょ」
「フフし・・た・・」
「美香さあもうあれもした?」
「あれって?」
「あれよ、Bの次よ」
「ワァ~や~だ~、してないわよ~」赤くなっていた。
「ほんと~」とうかがうような目つきで俺をみている。
まさか知らないだろうと思ったので俺「してないよ」
「そ~なの~?」とうかがうような目つきで俺と美香ちゃんをみていた。
「じゃあさあ麻紀はお兄ちゃんとモウしたんじゃないの」
「や~だ~まだしてないわよ~してるわけないよ~」と赤くなっていた。
「でもさチュウはしたでしょ」
もうあいつと何度もHしているって言うのにとぼけているのかよ。
麻紀のあそこもばっちり見せてもらったんだぞ、と思ったが黙っていた。
まあ美香ちゃんと俺も内緒でしっかりしちゃってるからな。
みんなとぼけていた。
「ア~ァやだわ、暑くなっちゃった」
そんな話から他の話題になって、そろそろ帰ろうかと言う事になった。
お手洗い行って来ると麻紀ちゃんが席を離れた時、美香ちゃんに「ヤッテルなんて内緒だよ」とそっと言っておいた。
「うん、モチ内緒よね、ウフフ」
外に出て「じゃあ俺帰るね」とわかれた。
幸雄の彼女と話したことで仲良くなれればこれからいいかも知れないな。
けど危ない、危ない、美香ちゃんとヤッテいるのがばれたらまずいよな、気を付けよう。
あそこまで話していたから美香ちゃん、もしかしたらヤッテいるなんて事を言わないだろうか。
まあとぼけていたのだからそのままでいる事にしよう。
と言う事でまた。