俺の嫁さんは中高時代の友達の妹なんですが、こうゆう夫婦って珍しいですか?
ちなみになんですが、俺の妹の旦那は、妹の友達のお兄さんです。
兄妹共に連れ合いが友達がらみってのはかなり珍しいとは思いますが?
俺は現在36才会社員、嫁さんは33才兼業主婦してます。
嫁さんの兄とは中学一年のとき、同じクラスになったのが縁で仲良くなり、高校も同じ学校に進学、高校卒業してからも付き合いを深めていました。
ただ嫁さんとはほとんど接点はなく、妹がいるくらいにしか思ってませんでした。
まぁまぁ可愛いな、くらいは思っていましたが。
嫁さんの兄と呑んでいたとき、間もなく高校卒業する妹の就職が決まらないと話していました。
年が明けた一月も下旬でしたから、そりゃやばいねとなり、俺は自分の営業先で、募集出してるのを思い出し、それを何気なく教えたんです。
後日、面接を受けることになったと友達から連絡があり、たまたまその会社に訪問する都合があったとき、友達の妹が面接受けるそうなんでよろしくお願いしますと、その会社の課長さんに言いました。
たいしたことではないですよね?
ただ面談してた課長さんに、その一言言っただけですから。
その課長さんが人事担当の人に、それを言ったらしく、面接のとき、俺の話しがちょっと出たそうなんです。
俺の一言で採用になった、なんてあるわけない、当時21才の若僧ですから。
でも首尾よく採用になり、お礼がしたいと家に呼ばれ、友達家族から大変ご馳走になりました。
それがきっかけで友達の妹とぐっと距離が近くなり、その会社に訪問するたび話しをしたり、やがて付き合うようになり、結婚となりました。
余談ですが、俺が嫁さんを初めてデートに誘ったとき、かなり嫁さん、迷ったそうなんです。
実はその会社を訪問する、俺以外の別な会社の人に、ほのかな想いを寄せていたそうです。
でも就職先紹介してくれた人だし、むげに断るのもな~ってなとこで、兄に聞いてみたら、良い奴だから絶対断るなと強烈プッシュに負けて受けたそうです。
その友達のプッシュもあり、なんとなく順調な交際ができて、嫁さんにしてみれば予定外の人と初体験までして、結婚までと、結婚が決まったあとに話されました。
でも嫁さん、そのほのかに想いを寄せていた人の会社が多額の負債をかかえて倒産したので、選択は正解だったと今は話します。