まだ、就職して間もない頃の話である。職場もお客さんも女性が多かった。学生時代と違って化粧もしているし、洒落た服装でいる。たいした年齢さもないのにみんな、大人に見えた。身体にフィットした服は当然、胸も臀部もせり出している。艶やかな口紅も色気たっぷりである。同じフロアに勤めるB子に誘われて酒を飲みにいった。酒の席での経験は少なく早々と酔っていた。B子は俺をアパートに連れて行って介抱してくれた。セックスしようなどという気持ちは起きなかった。朝、B子のトイレに入るドアの音で目を覚ます。その頃は若くって朝立ちをしている。気付かれないよう布団を掛ける。B子が声を掛ける。「起きないと仕事に遅れるよ」トーストとコーヒーでの朝食をご馳走になり出勤する。給料日にお礼にB子を飲みに誘う。今度は酒をセーブした。B子は「泊まっていく」と聞いてくる。俺は電車で1時間かかるところに住んでいた。アパート住まいで朝帰りでも気にならない。翌日は2人とも休みだった。この日はわりと冷静でいられた。風呂を貰い寝酒を飲み交わす。布団に入るがキスもなくそのまま眠る。朝、B子の妹、ゆり子が来た。高2だった。その日は昼頃、B子のアパートを出る。ゆり子も一緒に出る。取りとめもなく話をする。電車に乗ってゆり子より先に俺は降りる。それから2週間ぐらいして休みの日に駅近くの図書館に出かける。そこにゆり子がいた。セーラー服だった。俺はゆり子を誘い喫茶店に行く。姉との関係を話す。姉弟のような付き合いだと話す。ゆり子は俺のアパートについてきた。小奇麗にしていたがゆり子は部屋の掃除をしてくれた。俺はゆり子を駅まで送る。次の休みに日、ゆり子は俺のアパートを訪ねてきた。この日もセーラー服だった。俺は上半身、裸で下はパンツだけだった。Tシャツと短パンを履きゆり子を入れる。B子には手を出していないが俺はゆり子の肩に手をまわしてしまう。ゆり子は拒まない。俺は気をよくして唇を奪う。ゆり子は目を閉じる。俺は胸や尻に手を伸ばし撫でる。ゆり子はされるがままで板。俺はとうとう、ゆり子を押し倒し、覆い被さっていく。そして、最後の一線を越えてしまった。ゆり子は処女だった。その後もゆり子は1ヶ月に1度くらいのペースで俺のアパートに来た。B子とも知り合って半年後に肉体関係となる。1年後には俺とB子、ゆり子と3Pで楽しむようになった。FもAもOKだった。トイレも隠さず俺に見せてくれる。ゆり子は卒業して東京の大学へ進むまで関係を続けた。B子は2年後、結婚している。20年ほど前の話である。