2008/10/28 02:50:13
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オレは気になって早めにプールに向かい、プールサイドからそっと入り、手
やチンチンの周りをこする。
歩美「何やってるの?」
プールサイドの上から歩美先輩が見ていた。下から見上げると、歩美先輩の
股に目が行ってしまう。あわてて目をそらして、
はやと「水が冷たいからですよ」
と腕などもこすりごまかす。
歩美「あたしあまり泳げないし恐いから、そばにいてね」
はやと「は、はい」
歩美先輩は泳ぎ苦手なのか、じゃ中山も歩美先輩と一緒に?
ちくしょう、いい思いしやがって。
オレは自分だって智恵たちと楽しくやったのを棚に上げて妬んだ。
歩美先輩がプールに入って来てそばに来る。だがプールサイドから離れな
い。
歩美「そっち行っちゃイヤだ」
プールの中央に行こうとしたら歩美が止める。
歩美先輩はプールサイドがら離れないで泳ぎの練習をしていたようだ。
はやと「大丈夫ですよ、そんなに深くないし」
歩美「真ん中は深いのよ」
はやと「真ん中まで行かなければ大丈夫」
オレだって泳ぎは得意じゃないし、身長も低いから深いのは苦手だ。
はやと「この辺なら大丈夫ですよ」
と呼んでみる。
歩美「待ってて」
歩美先輩もチャレンジしてやって来る。
足は付くので大丈夫だろう。
歩美「小林くん、離れないでね」
歩美先輩がオレの腕をつかむ。
腕をつかまれては、泳げないではないか。腕を振り払い気味にすると、あわ
ててつかんでくる。
歩美「イヤだ、離さないで」
歩美先輩の胸がオレの腕に密着する。
たまらん、さっき出したが、またチンチンに力が入りそうだ。チンチンが固
くなるとマズいので、プールサイド付近に戻り、歩美先輩の泳ぎの練習をす
る事にした。
オレも教える程ではないので、適当に自分なりの泳ぎを教えた。
その間、中山や浩美先輩たちはプール中央の方で、智恵たちはもう少し浅い
ところで泳いでいた。
いつもは副部長って事もあり、上に立つ大人っぽい歩美先輩が、子どもっぽ
くなりかわいい。
歩美「小林くんありがとう、小林くんの説明優しいね、わかりやすいよ」
歩美先輩に褒めれて嬉しかった。
そのうち、空が段々と暗くなって来て夕立の気配になった。
オレたちみんなはプールから上がり様子を見たが、カミナリが鳴り、やはり
降って来た。みんなで荷物をまとめ、非難した。あわてる様子も無いが、歩
美先輩と知佳がカミナリを怖がっていた。
中山「夕立だからすぐやみますよ」
はやと「そうだな」
浩美「どうしよう、じゃその間に着替えて帰りましょうか?」
歩美「そうね」
カミナリがキッカケとなり、帰る事になった。
着替えながら、中山が
中山「小林、お前上手くやったなぁ」
はやと「え?」
中山「歩美先輩とくっついてだだろう」
はやと「あれは泳ぎの練習してたんだよ」
中山「いいよなぁ」
はやと「お前は教えなかったのか?」
中山「うん」
はやと「オレがいなかった時、何してたんだよ」
中山「ん? 浩美先輩と泳いでた」
はやと「泳ぎまくり?」
中山「そうでもないけど、そうかな?」
中山は照れもあってか泳ぎに突っ走っていたようだ。
いくらお姉さんが居るって言っても女の子に興味が無いわけ無い。歩美先輩
の「おまんこ」発言でコイツも興奮したな?
同じ条件なのに、差があって、すまん中山。
帰りの交通がたまらなかった。雨の中、バスは混み混み、電車は待ち。
幸い、電車は座れて帰れた。
ボックス2つにそれぞれ別れ、中山は歩美・浩美先輩、直子と話ししまく
り、今になってテンション上げていた。
オレの隣に智恵その前に知佳、二人は寝てしまった。目の前には早苗で二人
で話していた。
早苗は行きに着ていたブラウスを着ていなく、Tシャツ一枚だった。ブラジ
ャーもしていなく、Tシャツにかわいい胸ポッチがふたつ出ていた。
中二にもなって無防備な、同級生の胸ポッチに目を奪われる。
オレは早苗との話しより胸ポッチが気になった。
触りてぇ、舐めたらどんな声出すかな?
目と鼻の先って程の距離なのに、女の子の膨らみに触れない。
このままじゃ収まらない。
帰りに智恵と………。
オレの気持ちも知らずに、早苗は話している。早苗は小学生の時に転入して
きてクラスは同じになった事のない良く知らない同級生だ。
オレが音楽部に入ってから初めて話した。おとなしめだけど芯か強そうな?
部内でもそんなに話した事はなかった。早苗は「小林くん」と言う時と「小
林」と言う時があり、良くわからないところがある。
早苗「小林くんは何で音楽部に入ったの?」
いまさらの話しだ。
はやと「野球部にいたけど、去年の夏に練習について行けなくて辞めたの、
野球が好きだけどカラダが小さいから、どうしても体力不足で無理したら肘
を痛めたから」
一通り説明した。
はやと「そのあと初めは演劇部に入ろうと思ったけど演劇部は去年の文化祭
でなくなちゃったから。音楽部は文化祭の時一緒にやったからその流れでか
な?」
早苗「でもピアノ習ってるんでしょ?」
はやと「習ってないよ、自己流」
早苗「習ってなくて弾けるの? すごい」
はやと「家にピアノがあって、妹が習ってたけどやめたから、バイエルとか
楽譜が残ってて、何となくやっただけだよ」
早苗「でもすごいね」
早苗は感心していた。
確かに男でピアノって時代じゃなかったし、学校で弾いていると「オカマ」
ってバカにされた事もある。でも去年の野球部から思えば、ずっと待遇がい
い。
野球部だった頃も野球部が学校中に幅を利かせていたので、他の先輩にシメ
られる事もなくいられたし、頭を丸刈りにしたら「かわいい」「気持ちい
い」とクラスの女の子に頭を触られたりして、それなりにいい思いはした。
でも、先輩のしごきや同級生の中でも下っ端な自分が嫌だった。
音楽部に入ったら女の子だらけで女の子に囲まれるし、キツい上下関係も無
い、さらに男の先輩もいなくて最高だった。
中にはキツい女もいるけど、相手にしなくても問題ないから平気。
部外の同級生の男からはバカにされたが、妬まれているようだったから気に
ならなかった。
先輩の男たちも、バカにした感じで相手にして来なかった。まさに音楽部は
天国のようだった。
そんな話しをしているうちに地元の駅に着いた。
このあと智恵と遊ぼうと思い、声を掛けるチャンスを狙っていると、
歩美「今日、家に誰もいないからみんな遊びに来ない?」
と歩美先輩が誘って来た。
智恵と知佳は疲れたから帰ると言った。
智恵が帰ると、Hな事が出来ないじゃん。
智恵にコッソリ聞いた。
はやと「帰るの」
智恵「ふぁい、疲れた、眠いです」
はやと「ふたりで遊ばない?」
智恵「先輩ゴメンナサイ、今日は帰ります」
智恵がコレじゃダメだな。
あきらめて、歩美先輩の家に行く事にした。
結果、歩美先輩の家に、早苗と直子と中山とオレで、
帰るのは浩美先輩と智恵、知佳になった。
やはり受験生は大変だ。
歩美「じゃ、智恵ちゃん、知佳ちゃん気をつけてね~」
智恵・知佳「はい、さようなら」
家の方向が同じなので途中まで一緒に帰った。智恵を送っていく要素を含ん
でいたので、智恵も喜んでいた。
途中スーパーに寄り、簡単なお惣菜やお菓子、ジュースを買って行った。
歩美「お兄ちゃんは帰って来ないから、気を使わなくていいからね」
歩美先輩はお兄さんがいるようだが、両親が旅行に出掛けたので遊びに行っ
てしまったらしい。
本当は歩美先輩も両親と出掛けるつもりだったが、受験生なのでやめたそう
だ。
オレは落ち着かなかったが、中山が平気でくつろいでいたので便乗した。
早苗と直子は歩美先輩と一緒になって簡単な料理を手伝っていた。5人で二
次会をやった。
プールの話しや部活の話しで盛り上がった。
夕方も6時近くなり、遅くなってしまった。みんなは割と近いから平気だっ
たが、オレは遠いのでみんな心配してくれた。
オレ自身はなれていたし、自転車だったのでみんなが心配する程ではなかっ
た。
はやと「いつも遅いし自転車だから平気ですよ」
中山は早苗と直子を送って行く事に、オレは真っ直ぐ家にという事で解散に
なった。
歩美先輩が帰り際に、お菓子をくれた。
歩美「よかったらあとで食べて」
お菓子と一緒に折りたたんだ紙をもらった。
歩美「あとでね」
と言って別れた。
自転車を走らせ、みんなと別れてからさっきの紙を見た。
歩美(みんなに内緒でもう少しいてくれない? もしよかったら、戻ってきて)
これは、もしかして誘ってる? 歩美先輩が?
帰りたいのはやまやまだが、小学生の時一緒に帰った橋本由美子の時の例も
あるし(小学生の頃の話し、未掲載)
オレは戻る事にした。
悪い事をしている意識か、さっき別れたメンバーに会わないように気をつけ
る。
チャイムを鳴らすと、歩美先輩が迎えてくれた。
歩美「上がって」
ちょっと恐い感じな言い方だ。
もしかして説教?
歩美「座って」
オレは黙って座る。
歩美「遅いのにゴメンね、でも今日中に話したかった事があってね」
はやと「はい」
歩美「小林くん、好きな子いる?」
はやと「ぁいゃいるような、いないような」
歩美「いてもいいのよ、普通な事だから」
やはり説教か。
歩美「今日、プールで話したように自然な事なのよ、でも間違いを犯してか
らじゃ遅いから、ちゃんと知っておかないといけないよ」
何の事だ?
歩美「智恵ちゃんは小林くんの事好きみたいよ、小林くんもかわいいと思っ
てるでしょ?」
はやと「はい」
歩美「でも今のふたりじゃ危ないの、小林くんがちゃんとしてないとダメな
のよ、わかる?」
はやと「はぁ」
歩美「小林くんは女の子の事よく知らないでしょ?」
はやと「………でも、オレだけなんですか? 中山や上村は?」
歩美「あのふたりは大丈夫、小林くんはなんて言うかな? 後輩とかに人気が
あるからなんか危なっかしくて」
はやと「そんな………」