ついに結ばれたその晩は、彼が持参したワインを開けてけっこうお母さんも飲んでいたらしい。
(さすがにアルコールの力を借りて勢いもつけたくなるか…)
彼に深い意図はなく貰い物をあげただけだった。
ワインが好きなのは知っていたからだ。
その時に腰をすえて飲むような雰囲気になり、彼も少しつきあう程度には飲んだ。
「あのね、前に娘から聞いたんだけどね、☆君娘とつきあってる時浮気してた?…いえね、なんかそう感じる時があったみたい。具体的に尻尾を掴んだとかじゃなくてね。それに、、、、私も勘でね、女と会ってたあとかなと感じたことがあった…」
それは物凄く漠然とした言い方だけど、彼からしたあと、つまり精液の香りがした時があったようなのだ。
これは相当言いにくそうにしてたから聞き出すのが大変だったみたい。
彼はオナニーが浮気なら浮気ですみたいな答え方をしたそうだ。
彼は誤解を解きたいと、「彼女には黙っててほしいんですけど、実はここに来る前っていつもしてから来てましたから。」
お母さんは自ら振っておきながら、あまりにダイレクトな答えに押し黙ったまま聞いていた。
「じゃないと、お母さんを見て立っちゃったりするんで。ほら、時には水着姿とか見る機会があるじゃないですか…」
「えっそれって…」
「あっまずいバラしちゃったようなもんか!…いや、スミマセン、お母さんオカズにしてました…むしろ彼女的には浮気よりアウトですよね…ホントスミマセン…」
「抱こうと思えば抱ける娘がいるのに?」
「お母さんで勃起したのを彼女に処理させるほど無神経じゃないです。あっ、もうここまでバレたらいいか、ちなみに彼女をそういう対象でしたことないです。でもお母さんは……」
お母さんは彼のそうした気持ちなんてわかっていただろう。(来る前に抜いていた云々は別にして)
ただ、やっぱり言葉で確証は欲しかったと思う。
受け止める気にはとっくになっていたのだ。
「今日、泊まっていってもいいのよ」
素面の口調でお母さんが言った。
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