二階の入院施設は個室が三部屋あった。
布団などは真空パックされた状態でクローゼットに入っていた。
シーツなどもクリーニングされているようだが、いったいいつクリーニングにだしたのか心配になる。
女医さんは布団乾燥機をかけてからシーツなどもセットしてくれた。
テレビもカバーを外してコンセントを差し込むと映った。
「今夜夕飯どうしようか?お弁当でもいい?失敗した!富子さんを帰すんじゃなかった!」
富子さんというのは受け付けの職員だ。
女医さんはそれじゃちょっと買い物に行ってくると出掛けた。
何かあったら連絡してと携帯の番号を教えてもらった。
女医さんは静江さんといった。
白衣を羽織っているといかにも知的な先生に見える。
うしろで結んだ髪に薄化粧と地味ではあるが、なかなか整った要望だと思った。
この白衣っていうのはなかなかそそられるものがある。
ナース服は全くそそられないのに。
それに、若い先生より、熟女くらいの方が色っぽく見える。
本人は白衣が自らの魅力を引き立てる武器になってるとは全く思っていないだろうが。
なんだかちょっと気分が高揚してきていた。
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