川の周囲は開けていて街灯の光がいろんな方向から届くので、僕のパイパン全裸もこの日で一番照らされていました。少し向こうに見える橋へと川の横を歩く間、橋を渡っている間、もし誰かが見ていたらすごくよく見えたんじゃないかな、と思います。
川を渡っても家まではそこそこ距離があります。遠くで新聞配達のバイクの音がしていて、そろそろ服を着たほうがいいかと思い始めました。でもどこまで全裸で行こう、せっかく全裸なんだから着るのはちょっともったいないな、なんて考えて、そのまま全裸でしばらく歩いていました。
まあずっと歩いていればまた人には会うものです。後ろから新聞配達のバイクの音がこっちに向かっているのが聞こえました。次の角を左に曲がろう、そう思って走り出したとき、その角の右側からバイクの走ってくる光が見えました。新聞配達って区画をわけて大勢でやっているわけで、ちょうど配達区画の境目あたりに来てしまっていたみたいでした。後ろからのバイクに見られたかはわかりませんが、右側にいたバイクにはほぼ確実に見られたと思います。右側のバイクの光に裸体を照らされながら走って逃げました。バイクの光に照らされてるのがわかったとき、それだけでイッてしまいそうでした。しかしバイクも配達が優先でしょうから追ってくることはなく、なんとか逃げ切ることができました。
そうこうしているうちに家の近くまで来て、遠くに人影が見えたので服を着ました。ですが人影は交差点を曲がって消えてしまったので、ふたたび白ブリーフ一枚になって家の前の道をゆっくりと歩き、そのまま白ブリーフ一枚という情けない格好で家に入りました。
ずっと興奮しっぱなしで涼しい夜なのに汗はびっしょりで、すごい夜になりました。以上です。長文失礼しました。
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