歩道橋のど真ん中あたり、柵に縋り付くようにして立つ貴女。
はしたない行為に耽る貴女を反対側の柵の辺りから見つめていたい。
ただ柵に向かって立つ貴女を見つめるだけ。
ただ見られる貴女。
ただ見つめる私。
互いに声も掛けずに。
はしたない行為を見られているわけでもないのに、貴女は自分が何をしているのか知られている。
股間から漏れる湿った音。。
喉の奥から漏れる呻き声。。
背後に立つ男に聞こえてしまったら。。
やがて貴女は歩道橋の端に向かって歩き出す。
それを合図に私は反対の端に向かって歩き出す。
ただそれだけ。
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