2021/11/13 13:52:27
(o.r5aKJm)
毎年、安くお借りしてるリノベーションした古民家があるらしく(小規模な林間学校)自分は男1人のため、わざわざ個室を用意してもらい参加させてもらう。
バスに揺られ現地へ。
交流試合は2日目で当日は軽めの練習後、敷地内で新入生歓迎会を兼ねてバーベキューを楽しむ。陽が沈み夜になると真っ暗になるため早めに解散。
夜の9:00時過ぎ、風呂に浸かり浴衣を借り浴室を出る。廊下はシーンとして薄暗い。周りは明日の試合のためか寝静まっている。
浴室から出る時、チラッと松村らしき姿が見え、身を隠すように消える。
ここから、自分の部屋に辿り着くまでに角を2つ曲がる。クスッと山本、松村の声が聞こえた気がする。約一年前に教室で松村、山本に覗かれてた頃を思い出し下半身が熱くなる。
気がつくとシーンと静まり返った新入生達の部屋の前でドキドキしながら下着を脱ぐ変態男子学生。
浴衣を少し捲り上げ下半身丸出しで足音をたてずに歩く。
シーンとした中で松村達の笑いを押し殺したクスクス声が聞こえ、見られてると実感しさらに興奮する。
一つ目の角を曲がると、食堂の入り口しかない無機質な廊下は真っ暗。
暗すぎて2人は引き返すだろう‥
数メートル先に遮光カーテンから差し込む月明かりだけがボンヤリと見え、ダメと分かっていながらも快楽の誘惑に負け全裸になり浴衣をリュックに入れる。
心臓バクバク。
差し込む月明かりだけを頼りに進む。4.5歩進んだ瞬間、暗闇の中で「ユウタッ」と後ろから声をかけられ松村達はか帰ったと思い込んでいたためビクッと立ち止まる。
携帯のディスプレイの明かりが灯り松村のニヤけた顔が浮かび上がる。
ビックリし咄嗟に着替えを入れたリュックを胸に抱き首から下を隠す。
松村「ねぇねぇ、試合前に何やってんの?後ろから見てたらお尻丸出しで歩いてさぁ」
暗闇の中、笑いを堪え過ぎてヨダレが溜まったのか後ろから山本の"うっぷっぷ、無理無理、じゅるるる"とヨダレと鼻水を啜る音が聞こえる。
数十秒後‥真っ暗の中、少し目が慣れてきてボンヤリだけど、うっすらと開けてくる視界。
ん?シルエットと笑い声が山本じゃない??考えてみると舌ったらずな声は瑞稀に似てる。
鼓動が速くなる‥