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2025/12/14 13:47:51
(XYNSj7Iz)
家電製品は一台が壊れると、次々壊れるという法則を聞いた事があります。
この夏、エアコン修理をしたばかりだと言うのに次は洗濯機が壊れてしまいました。
「この出費は痛いわ」
一人用の小さな洗濯機とはいえ計画外の出費は何故か悔しい。
しかし生活に必要な物だからと自分に言い聞かせて購入から納品までの日取りを決める。
納品日当日、私は搬入の時間まで自宅の掃除に追われていた。
玄関から脱衣場、洗面台の傍から設置場所まで洗濯機を運び込むルート上で邪魔になりそうなものは、全て片づけなくてはならない。
洗濯機の隣には洗っていない洗濯物を入れたカゴが置かれ、脱いで放り込んだ下着がある。
(これは・・・奥の部屋に片づけよう)
洗面台の隣には突っ張り棒に掛けられた洗濯物干し。そこ干された私の下着。
(これも・・・無理か、片づけるべ)
そして業者さんが来る前に着替えを始める。
衣装ケースから見つけたミニデニム。自分の膝を前屈みで触るだけで、お尻が丸見えになってしまうほど短い。
これを履く時はレギンスを組み合わせて履かないと外を歩く事はできない代物でした。
しかし露出狂の私はこれを履いてショッピングモールを歩きました。
階段やエスカレーターを堂々と覗かれる様に歩き、商品を見る振りをしながら前かがみになって見せつけたのです。
それだけでは飽き足らず、ショーツを履かずに出掛けた事もあったのです。
深夜の住宅街を全裸になって練り歩くことに比べたら大した事ではありません。
(ちょっと露骨過ぎるかな)
試しに履いてみて鏡に写すと、我ながら本当に凄いと思いました。
下着無しだと、背中を少し反らすだけで陰毛が見えてしまうのです。
(これはレギンスかタイツを履かないと無理かも)
しかしどこを探しても肝心のレギンスもタイツもスパッツも見当たらないのです。
(無いわ、無いわ、何処に片づけたよもぉ~・・・有った)
衣装ケースの奥から見つけた黒いタイツを引っ張り出し、広げてタグを見るとそれは
タイツではなく、ヒートテックの『極暖』のタイツ・・・
この時ミニデニムを辞めて、他の服を選べばよかったのに私は下着を穿かずにこのミニデニムを敢えて選びました。
(今日はこれでチャレンジしてみる!!)
しかし業者さんが来る直前まで、私はショーツを履くかどうかで迷いました。
そして到着前に業者さんから、確認の連絡を貰って決断しました。
ミニデニムに下着は脱ぎ、上半身は部屋着のパーカーを羽織るとファスナーは胸元が見えないようにキッチリと閉めました。
それは業者さんの意識を私の露出した下半身に向けるためです。
約束の時間、業者さんが大きな段ボール箱を持ってやって来ました。
ただ一つ誤算が有りました。大きな家電製品だったので搬入、設置まで二人で来ると予想していたのですがそのうち一人が女性だったのです。
(このパターンは初めてだったわ、こういう事もあるのね)
二人で壊れた洗濯機を運び出した後、新品を搬入し設置が始まりました。
すると女性の方は表で古い洗濯機を段ボールで梱包作業を始め、男性が水道管周りの接続作業を始めました。
私はその横で体育座りになり、男性の作業を眺めていました。
「壊れた洗濯機は十年以上使ってたんですが、中から凄い音がしたんです」
「モーターが駄目になったみたいです。新しいのは静かですよ」
業者さんが私の方を向いて話しかけてきますが、視線は私の目とスカートの中を交互に
行き来しています。
体育座りだと脚を閉じていても男性にあそこは有る程度見えているはずだし、
チラチラと見てくる目の動きがそれを証明していました。
洗濯機の設置から接続までは15分も掛からず終わってしまいました。
もう少しスカートの中を見て欲しかったのですが、外から女性が「こっち終わったよ」と声を掛けて来たので
今日の舞台は終わってしまいました。
なんとも消化不良になった自宅露出でした。