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2018/12/08 22:23:04
(TzQTRRDU)
[警告]具体的な場所は明かせませんが、場所が特定できても、行かない事をオススメします。
それは学生の頃、友人達と海で夜中まで遊んだ帰りの事。
ビキニの水着を着たまま、スカートを履いて、一人でクルマを運転していた私は、なぜか来た道を外れ、人家の無い山道を走っていました。
「なんで、こんな道に来ちゃったんだろう?」
そう思いながらも、どこかに辿り着くと思って走り続けていたら、クルマのエンジンの調子が悪くなり、山道の途中で止まってしまいました。
燃料切れでもないし、サービスを呼ぼうにも、携帯は圏外。
クルマを降りて、人家を探して歩くと、すぐ先に建物がありました。
近づいてみると、宿泊と休憩の看板がある廃墟のホテルでした。
誰もいないと思って、先を行こうと思いましたが、何故か廃墟の方に足が向いてしまいました。
まるで誰かに導かれているような不思議な感覚で、怖くもありませんでした。
立ち入り禁止の看板を横目に中へ入ると、ガラスの割れた廃墟の前には、海まで見渡せる絶景が広がっていました。
「ここって、穴場かも」
携帯を取り出して、景色を撮影しようとしたら、携帯は動かなく、電源を切って再起動しようとしました。
すると、お尻にビリッと電気が走ったような感覚を覚え、驚いて振り向きましたが、誰もいませんでした。
道路に戻ろうとすると雨粒が落ちてきて、あっという間に周囲は薄暗くなりました。
気温も急に下がり、水着姿だった私は、寒さをしのぐため、割れたガラス戸から建物の中に入りました。
中はカビ臭く、ジメジメしていたものの、寒いよりはマシでした。
しばらくすると、パシッと木の枝が折れたような音が聞こえました。
「誰?誰かいるの?」
大声で叫びましたが返事はありませんでした。
でも、誰もいないはずの廃墟の中で、私は視線を感じていました。
嫌な予感に、その場を逃げようとした瞬間、身体が動かなくなりました。
金縛りです。
「どうしよう」
身動き出来ない身体に、再び何かが触れた感覚がして、全身を撫でて行きました。
「幽霊?」
でも、何故か恐さを感じません。
それどころか、操られているように、スカートや水着を脱いで行く自分に驚いていました。
丸裸になった私は、周囲を空気の膜に覆われていたかのような感覚と、四方から注がれる得体の知れない視線に、悶えていました。
「いや、いやぁ、い、イクゥ!」
瞬間的に頭が真っ白くなったと思ったら、それまで感じていた感覚も、無数の視線も、気配も無くなり、身体も自由になっていました。
私は脱いだ水着を着て外へ出ると、何故かクルマに戻ると、エンジンは復活しました。
さっきは動かなかったのに。
気がつくと、周囲に雨の降った跡もなく、数分と思っていた時間も、夕方になっていました。
結局、もと来た道に戻って、そのまま自宅に帰りました。
それから、その体験を話した友人と、何度かその場所を探してみましたが、結局分かりませんでした。
必ず、無事で帰れるとは限らないので、心霊スポットへの立入は、決してしないで下さい。
また、このスレを削除したり、荒らして、何かが起きても、当方は一切関知しないので、お気をつけ下さい。