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2017/06/28 21:13:49
(lmhkLcAC)
T県○○川温泉で数日間の露天風呂三昧をしてきました。
とは言っても家族での投宿なんですが、その中でも家族が寝静まってからの露天風呂は私にとって楽しい秘密の時間です。
毎年行っているこの宿は個室の露天風呂が数ヵ所あって入り放題ともあり、近年は若いカップルから熟年のご夫婦までに人気のようで、今回も毎日たくさんの宿泊客で賑わっていました。
その夜も私が露天風呂を訪れたのは夜中の1時を過ぎた頃。
通常は鍵をかけて入浴するシステムなんですが、私はわざと鍵をそのままにして浴衣を脱ぎ、全裸で岩風呂でひっそり身を沈めていました。
掛け流しのお湯の音と渓流の流れの音が神秘な世界を演出し、私を餌を待つ牝のような気持ちにさせていました。
そんな時、入口のドアノブが回されるカチャっという音が聞こえ、静かに人の気配を感じたのです。
「あっ!」
私はわざと声をあげて驚いたフリをし、次いで「ごめんなさい…」と続けて鍵を掛け忘れたかのように演じました。
「こちらこそ、失礼しました…」
その声の主は薄明かりの中でも私より一回りほど年下とおぼしき男性であることがわかりました。
本当は私にとって最大のチャンスです。
私は思いきって「よろしければどうぞ…」と誘ったのは言うまでもありません。
「あ、はい…」
そう言うと男性は浴衣を脱ぎ、タオルで前を隠すようにして近づいて来ました。
「こんなオバサンでいいのかしら?」
こんな私の言葉に、彼の口からは意外な言葉が返ってきました。
「実は私、(階上の)部屋の窓からぼんやりと外を…」
そんなとき、たまたま露天風呂に向かう私の姿を見つけ、後を追うように降りてきたというのです。
(つづく)