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2013/06/04 16:23:51
(1e4t/UjF)
すみません。急用が出来て出掛けていました。
左手の薬指から指輪を外しました。もう私の身体には何一つ付いていません。
これで私は一糸纏わずの身体です。生まれた時と同じ本当の丸裸です。
身体も気持ちも整えた私。
玄関の扉の前に、裸足のままで立ちました。裸足でなければ、本当の全裸じゃないから。
深夜の静けさの中で、私の心臓の鼓動だけが激しく聞こえてきます。両膝がガクガクと震えてきます。
「ねぇ、ホントに行くの? やめなさいってば。こんなことしちゃダメだって!」 「ごめん。もう決めたことだから。それにこんなチャンスは滅多にないの」 止める自分を振り切った私。
玄関の扉を少し開けると、6月とは言え深夜の空気は冷たく感じます。扉の隙間から外の様子を確かめます。人の気配はありません。玄関の扉からマンションの回廊へ飛び出した私。
扉に鍵を掛けて、抜いたキーはパイプスペースの奥に隠します。
回廊の灯りで、全裸の私が浮かび上がっています。
闇の中で、弱い灯りを跳ね返しながら白く光る私の裸体。陰部の茂みが、尚更黒く