『する後悔としない後悔。』
今回はしないで後悔した出来事です。
親友との飲み会帰りの深夜1時。
終電で何とか最寄駅まで辿り着き、
駅傍にある激安の殿堂にふらっと立ち寄りました。
ほろ酔い気分で大人のコーナーに目を向けると、
真白のミニスカワンピにニーハイを履いた
若い女性が一人でアダルトグッツを物色していました。
(カップルの姿を見かけることはあるけど女性一人は珍しい。。)
そんな事を思いながら私がコーナーに足を踏み入れると
女性は出ていくどころか男の姿など気にならないようで
堂々とバ○ブを眺めていました。
何だか私の方が気恥ずかしくなり、そそくさとコーナーを出てしまいました。
でもお酒の酔いが残っていた私はエッチな気持ちもあり、
店内を一回りし少し離れた場所から大人のコーナーを覗くと
その女性はまだコーナー内に留まっていて、
しゃがみながら棚のグッツを選んでいました。
離れた場所からもミニスカとニーハイの<絶対領域>がチラチラ映り、
その姿に思わず欲情してしまった私は再度コーナーに入り
彼女の真隣に立ちました。
すると彼女は私の観てる目の前で
極太のバイ○を手にするとカゴの中に放り込みました。
一瞬、彼女と目が合いました。
(あっ。何か言おう。。)
そんな時に限って何も言葉が出てきません。
思わず居たたまれなくなり私の方から出てしまい、
コーナー外にあるゴム売り場に移動してしまいました。
すると彼女も同じ場所に移動してきて私の横でゴムを選び始めました。
(どうしよう、どうしよう。。)
私は買う予定もないゴムを手にしながら思わず手が震えています。
彼女も私の横で暫くゴムを物色していましたが、
やがてゴムをカゴに入れるとレジの方に歩いていってしまいました。
そこで全てが終わりました・・。
(あそこで何かしら声をかけていたらどうなっていただろう)
今更そんな事を思っても後の祭り。
何だか敗北感のような気持ちで一人店を後にすると
いつもの倍の時間をかけ自宅まで歩いて帰りました。