自分は迷惑防止条例で10年近く前に有罪になり、
それから引退している者です。
このところすさまじく厳しい性犯罪への世間の視線ですが、
近いうちに性犯罪前歴者の一般公開も始まるのではと危惧しています。
というよりも、もうそれは規定の路線であるようにすら思えます。
再犯者によるひどい性犯罪は、あの小林薫以降も、また必ず起こるでしょう。
それをきっかけに、世論が沸騰し、
ではこれまでデータベース化してきた情報を公開します…と警察が言うのは、
もう決まりきったことのように思うのです。
こんなことを言うと怒られるでしょうが、
自分は一度捕まり、罰を受け、罪を償った身です。
それからは、できるだけ人と接しないように、女性に関わらないように、
ひっそりと生き、そして歪んだ性衝動を持たないように努力してきました。
それがなぜ、一般に広く、公開されることになるのか……
情報公開なんて、死刑より重いものです。
と言ったところで、むなんと説得力もクソもないですよね。
自分は、殺人犯よりも危険な人間であると、世間の人が考えているのですから
前科のある皆さん、近づいているこんな現実、どう受け止めますか?
私は、自殺しか思いつきません。