もう随分昔の話ですが、昔住んでいた某地方都市の繁華街のはずれに小さな個室ビデオ店がありました。雑居ビルの地下で小さな看板しか出ていないので気付いても入るのに少し勇気が要るお店でしたが、そこでは店内露出ができました。
公認というより黙認という感じでしたが。
入ってみたのは本当に偶然で、偶々通りがかったときにその看板に気付き気まぐれで入ってみたのです。地下に降りて扉を開けるとカーテンで奥が仕切られていてその手前に受付の小窓がありました。小窓では店員の顔は見えませんが爺さんらしき人から利用時間を聞かれ、そこで利用時間に応じた料金を支払うと個室の鍵を渡されて初めてカーテン奥の店内に足を踏み入れるスタイルです。カーテンをくぐって中に入ると明るい店内には普通のビデオ店のように陳列棚にビデオが並べられいました。
入店は少し変わったスタイルなものの、それ以外は普通の個室ビデオと同様だと思っていましたが驚いたのは陳列棚で借りるビデオを選んでいるときでした。
奥の個室ゾーンから出てきた人がいて何気なくそちらを見ると、その人は服を一切身につけていない全裸だったのです。呆然とその人を見ていると、その人も見られていることに気付いているのか、だらんと垂れ下がったペニスが徐々に力を帯びて、やがてギンギンに勃起させていました。
私は驚きつつ目を逸らして適当なビデオを手に逃げるように個室に入りました。
それから個室でビデオを見ていましたが、あの時の光景が目に焼き付いてビデオの内容など全く頭に入ってきません。結局抜きもせずに小一時間ほど個室で時間を潰して店を後にしたのですが、その後もその店のことがずっと気になっていました。あの人が偶々そういう趣味の人だったのか、それとも店自体あの手の趣味の人の為のものなのか。どうしても気になってしまい、それから1週間後くらいに再びその店を訪れました。
週末の夜その店を訪れた私は前回同様に受付で代金を払って入店しました。でも陳列棚のところには誰もいませんでした。個室に入って暫く外の様子を伺っていると、やがて別の個室からビデオの陳列コーナーに行く人の足音が聞こえました。私はその人を追うようにそっと個室を出て陳列コーナーへ向かいました。
そこで目に入ったのは陳列されたビデオを手に取ってパッケージを見ている全裸の男性でした。彼から少し離れた所で様子を見ていると、彼も見られていることを意識していて、まるで私にアピールするように勃起したペニスをビクンビクンと動かして見せてきます。勃起したペニスの先端からは透明な汁が滴っていました。やがて彼は勃起したペニスをゆっくりと扱き始めると、すぐに亀頭の前に手で受け皿を作ると私の目の前でドクッドクッと射精してしまいました。
私はその一部始終を見届けると、彼はそそくさと個室の方へ戻って行ってしまいました。
私も個室に戻りましたが興奮は冷めず、彼の射精した時の恍惚とした表情が頭から離れません。その日はその光景を思い浮かべながら私も個室でオナニーしました。
三度その店を訪れた時、私は自分自身も露出してみる決心をつけていました。
個室に入り服を脱ぎ陳列コーナーに行こうと思ったのですが、緊張して中々扉を開けることが出来ません。結局少し慣そうと自分に言い聞かせて下着一枚で行ってみることにしたのですが、陳列コーナーには誰もおらず、下着を着けていては全く興奮することが出来ませんでした。
私は一度個室に戻ると今度は下着も脱ぎ捨てて、今度こそ全裸で行ってみる決心をつけました。足が震えるほど緊張しているのに、ペニスだけは興奮でギンギンに勃起していました。全裸で廊下を抜けて明るい陳列コーナーに着くと今までに感じたことのない興奮に身を包まれました。初めて気づきましたが陳列台の隙間には鏡が付けられていて全裸の自分が映し出されています。
もうこのまま射精してしまおうかと思うくらい興奮していたのですが、やがて個室のある所から人が出てくる気配がありました。
振り向くとやはりその人の格好も何も身に付けていない全裸でした。私は素知らぬふりをしながら陳列されたビデオを手に取ったりしていましたが、その人は私の隣にくるとチラチラを私の股間を覗き見してきます。私も彼のを見るとそれほど大きくないペニスでしたが、天をつくように反り返っていました。彼がゆっくりと自分のペニスを扱く様子を見て私も同じように扱いてみせました。
すると彼はそっと私の横まで来ると小さな声で「触っていい?」と聞いてきました。
何も言えずに俯いた私を見て彼は肯定に捉えたのか、そっと私のペニスを握ってきました。その瞬間、物凄い快感が私の体を突き抜けました。急激な射精感に私は咄嗟に腰を引きましたがもう限界でした。私のペニスからは勢いよく精液が放たれ、彼の太ももや足元に飛び散ってしまいました。彼も驚いたようですが、すぐに手を伸ばして最後の一滴まで手で搾り取られると、まだ精液が付着したペニスをパクッと咥えて綺麗にしてくれました。
放心状態の私は何もできず立ち尽くしていると、彼は「ちょっと待ってて」と言って一度個室に戻るとティッシュを手に戻ってきました。
「出したら綺麗にしておかないとね。」そう言って床に飛び散った私の聖液を綺麗に拭き取ると「僕のも見て」と言って目の前でオナニーし始めました。彼も興奮していたのか瞬く間に絶頂が近くなり「いくっ、いくよ」と言うので私が手で受け皿を作り彼の精液を受け止めました。彼は「ありがとう」と一言つぶやいて個室に戻っていってしまい、私も精液を手に受けたまま個室に戻りました。
個室で手のひらに乗った精液の匂いを嗅いでみると、何ともいやらしい匂いがします。気付けば先ほど出したばかりなのにペニスはもう勃起していました。私h堪らず手のひらに乗った精液をローション代わりに自分のペニスを扱き、二度目にもかかわらず、あっという間に射精してしまいました。
それからは週に一度はその店を訪れ露出オナニーをしたり、他人と絡むようになりました。
後から知ったのですが、その店はやはり露出趣味のある人やゲイには知られた店だったようで、それ以降私も様々な経験をしたのですが、それはまた別の機会に書きたいと思います。