続きの続きです。すみません、結局長くなりそうです。お茶タイムで、緊張が結構落ち着いた時、「そろそろ始めようかね」と、一人のおばさまが。ついに来た。このおばさまが、リーダー的な仕切り屋なのか、お茶を片付けたり、テーブルを部屋の端に皆で運ぶ。流れで僕もテーブルを移動させようとすると、「僕さんは、大丈夫。ゲストだから。もし皆の前で脱ぐのは嫌だったら、隣の物置き部屋で用意します?」あ、じゃあ…とか言って、隣の物置きというか、六畳位のやはり畳の部屋に。雑談時間により、中途半端に打ち解けた(?)分、逆に今からこの人達に、裸体をさらすと思ったら、気恥ずかしくなって、三割勃ち位してしまう。全裸になり思った。何かタオル的なものがない。ガウンとまでは言わないが、せめて一応タオル位は巻いて向こうに行った方が、と思うが、何もない。考えていたら、三割勃ちも普通状態になってきた。ゆっくりとふすまを開ける。全員が僕に視線を向けたのがわかった。半円を描くように8人。椅子に座って、紙を立て掛ける台(?)みたいな、なんか本格的な感じの人が多くて、少しビックリした。一番お年の人と、もう一人だけは、座布団に座って、描くようだ。どうぞ~、とか言われるが、なんか拍手とかする人いるし。通常モードの息子をガッツリ両手で隠しながら入る。ふすまを閉める為、一度後ろ向きになったが、ケツを晒していると思うと、これまた恥ずかしい。緊張で妙に震えていたからか、寒い?と聞かれたから、大丈夫ですと答えた。じゃ、始めましょうか、宜しくお願いします、的な事を言った仕切りのおばさまだが、あ、ポーズはどうしようかね、と他のメンバーを見渡した。(決まってなかったのか!)「みんな、リクエストある?」とか、「座りよりは立っててもらった方がいいよね?」とか、話し出した。股間を手で隠したままで、そのやり取りを見ているしかできない僕。仕切り屋のおばさま、「じゃあもう、とりあえず僕さん、真っ直ぐ立ってもらって、両手を腰につけてみてくれる?」と。ついにご開帳だ。バクバクだ。仁王立ちになり、意を決して、股間から両手を外す。誰かが、オオッと洩らした。「はい、みんな、一点だけを凝視しない!ポーズを考えて!」一斉に笑いが起きる。チラッと目を向けると、若手の二人も笑っていた。一人のおばさまが、両腕が腰だとウルトラマンみたいと言って、結局左手だけ腰に、右手は下にダランと下ろす事に。顔は、少しだけ上げ気味となった。僕が疲れるかもと、20分描いて、一度、10分位休憩入れるとの事。なつみちゃんのおばさまと目が合った。が、すぐに視線がスッと股間に下がるのがわかった。(なつみちゃんからヌードがいいなんて聞いて、本当はキモい男とか思ってるんだろうな…)と一瞬よぎった。始まった途端、ガリガリ、とかシャッシャッと、全員、一気に無言になり、ペンの音だけになった。(みんな真面目だな。このまま勃起しないままいくかも…)しかしだった。何分か経った時、チラリと再度なつみちゃんのおばさまと目が合った時に、いきなり興奮してしまった。若いコでもない、どちらかと言えば親に近い年齢位のおばさんに見られてる事が、変に興奮してきた。(アッ…!)と、竿が、グッ、グッ、と膨張していく。自分の意識関係なく、一気に。視線に入ったおばさまが、前ぶれなくそそり勃っていくソレを、口を半開きにして見ていた。咄嗟に手で隠そうと思ったが一瞬で思いとどまった。見られたいから来たんだと。キモいと思われてもいい。開き直れ、と思った。先程まで聞こえていたペンの走る音が、確実に消えていた。皆が皆、描く事をやめていた。
...省略されました。