何年も前、大学生の頃、を想定した妄想。
4人ほどで飲みに行った時の話。
その中にすごくきれいな2つほど年上の女性がいた。初対面だったが、美しさに見惚れるほどだった。
お酒が進むと猥談が混じりはじめ露出の話が出てきた。
先の女性(A子)は、見たことはないそうだ。
「もし遭遇したらどうすんの?」
「そりゃあ、ガン見でしょ。目に焼き付ける」
笑っていた。その相手がちょっと羨ましい。
そんなことがあってしばらくして、偶然A子を見かけたことがあった。
自宅へ帰るのか、A子は駅から離れる方向に歩いていく。俺は声はかけず、後をつけることにした。
すぐに人通りの少ない通りに進んだ。これは・・・。
うまい具合にあった並行する通りを小走り進んだ。これで先回りできる。
息を整えながら元の道をうかがうと、A子が歩いてくることを確認できた。A子以外は誰もいない。
絶好すぎるチャンス到来。顔見知りに見せる。どうしようもなく心臓が暴れだし、興奮した。
俺は常備している伊達メガネとニット帽にマスクで変装し、ズボンもパンツも膝まで下した。
こんな格好をすると逃げられないから普段はしない。今日は特別だ。ガン見するらしいからな。
俺はズボンが落ちないよう、がに股でA子のいる通りに躍り出た。
A子はすぐに気づいたようだ。
そりゃ気づくだろう。進む道に下半身丸出しの男が股間をライトで照らしているのだから。
しかし、A子はうつむいたままこちらは見ようとはしなかった。やり過ごすつもりだろう。
ガン見は?
正面に回り込もうかとも思ったが、やめておいた。見ようとしないA子。構わず俺はしこしこ。
顔見知りに見せた初めての興奮と、A子の形のいいお尻を妄想しながら、すぐに地面に放精した。
後日前と同じメンバーで飲む機会が再来した。
ばれてないか冷や冷やしたが、大丈夫だったようだ。
A子は出会った露出狂の話をし始めた。
「で、ガン見したん?」
「それがさ。怖くてちらっとしか見れなくて。でも。」
「でも?」
「大きかった・・・」
この言葉をおかずに抜いたことは言うまでもない。