私は30代で普通の会社員をしています。たまに有村架純さんに似てるなんて言われて、照れたりしてるくらいな感じです。
オフィスでは地味な服装で、肌を見せることなんてほとんどありません。けれど、あの夜、私はまるで別人のような自分に気づいてしまいました。
同僚3人で旅館に泊まっていたのですが、夜中目が覚めてしまって1人で温泉にもう一度入ることにしました。
深夜ですが静かな露天風呂で一人湯船に浸かっていました。星空が綺麗で、夜風が涼しくて、本当に贅沢な時間でした。湯船の中でぼんやりとしていると、ふと背中に視線を感じました。
「え…誰かいる?」
振り返ると、柵の向こうにぼんやりと人影が見えました。その瞬間、心臓がドクンと跳ねて、全身に緊張が走りました。「もしかしてのぞき?」びっくりしたのと恥ずかしさで湯船の中にさらに沈み込みました。
でも、なぜかその場を離れられなかったんです。むしろその視線を意識するたびに、「私、どんなふうに見えてるんだろう?」という考えが頭をぐるぐると回り始めました。
こんなことしちゃダメって思いながらなんですが、どうしてもやってみたくなってしまい、
恥ずかしさに震えながら、私はタオルを巻き直し、湯船の縁にそっと腰掛けました。夜風がタオル越しに肌を撫でるたび、視線がタオルの向こうを透き通るように感じられて、全身が敏感になっていくのを感じました。
「胸元が見えているんじゃないか…」「腰や太もものラインまで全部見られてるのかも」
そんな考えが浮かぶたび、顔が熱くなり、胸の鼓動がどんどん早くなりました。
「こんなの見られてるなんて恥ずかしい…でも、どうしてこんなに気持ちになっちゃうんだろう?」
恥ずかしいはずなのに、視線を意識する自分にどこか期待するような気持ちが混じっていることに気づきました。
「もっと…もっと見られたらどんな気持ちになるかを確かめたい」
そんな気持ちが浮かび上がり、自分でも信じられないことを考えていました。湯船の縁に腰掛けたまま、タオルに手をかけました。「外すなんてダメだよ…でも、どうなるんだろう?」羞恥心で胸がぎゅっと締め付けられるように感じながらも、その誘惑を断ち切れませんでした。
意を決してタオルを外すと、夜風が肌全体に触れ、むき出しの体に一気に視線を感じました。
「今、乳首が見られているんじゃないか…」「お尻の丸みだって全部…」「毛も隠れてないかも…」
そんな想像が次々と頭を駆け巡り、顔が火照るのを感じました。恥ずかしい、隠したい、でも――「見られてしまっている自分」を想像すると、胸の奥がぞくぞくするような気持ちもありました。
タオルを外してしまっただけでも十分恥ずかしいのに、「このまま立ち上がったらどうなるんだろう」という考えが浮かんでしまいました。それを考えるだけで全身が羞恥心で震えました。「全部見られてしまうよ」「でも、どんな気持ちになるか知りたい」――その二つの気持ちがせめぎ合い、心臓の音が耳に響くようでした。
「ダメだよ…ここで立ったら、もう完全に…」「でも…」
その逡巡の中で、私はついに湯船の縁に手をつき、ゆっくりと立ち上がってしまいました。
立ち上がった瞬間、夜風が全身を撫で、全く無防備な自分を実感しました。胸が揺れ、乳首やお股に触れる風が視線そのもののように感じられ、「ここをじっと見られているんじゃないか」という想像が恥ずかしさを何倍にも増幅させました。
お尻も視線にさらされ、形や丸みがどう見えているのかを考えると羞恥心で足が震えました。そして股のあたりにも視線を感じ、「奥まで見えてしまってるかも…」という考えが頭をよぎると、恥ずかしさとともに「それでも見られてみたい」というやらしい気持ちが混じり、もう自分で自分をどうしていいかわかりませんでした。
そして、湯船の縁で私は周りを見渡すふりをしてゆっくりと回ってしまいました。自分でもわざとらしい動きだとわかっていましたが、「全部見られちゃったらどんな気持ちになるんだろう?」と想像する気持ちを抑えられませんでした。
胸が揺れる感覚が視線をさらに集めているようで、「乳首がみられちゃってる」と考えるたびに顔が赤くなりました。お尻も、回る動きで横に振ってしまっているのを自分で感じながら、「お尻をじっと見られている」という想像に、恥ずかしさと奇妙な興奮が入り混じりました。「あそこも見られちゃってる」と普段男の人に見られることのない部分に意識が向いてしまいクラクラするほどでした。
「私は何をしているの…」羞恥心がピークに達した瞬間、頭の中で普段の自分を思い出しました。
私はオフィスではいつもきちんとした服を着て、肌を見せることなんてないのに――今、この露天風呂で、裸で男の人の視線を浴びて、胸やお尻、あそこまで全部さらけ出している。それに気づいた瞬間、羞恥心が一気に膨らみました。
「こんなの、耐えられない…!」
普段の自分とのギャップを自覚すると、急にスリルを楽しんでいた気持ちが恥ずかしさに変わり、全身が熱くなりました。
「もう無理!」
私は湯船の縁から飛び降り、タオルも巻かずに内湯に走って逃げ込みました。内湯の鏡に映った自分を見ると、顔が真っ赤で、全身が震えていました。「私は何をしてしまったんだろう…?」羞恥心で胸がいっぱいになり、全身が熱くてたまりませんでした。
布団にくるまりながら、立ち上がったときの無防備な感覚や、胸やお尻が揺れた瞬間の感覚が何度も蘇りました。「私はなんでこんなことをしたんだろう?」恥ずかしさで震えながらも、あの瞬間のスリルを思い返してしまう自分がどこか怖かったです。