ひろさんに貫かれたときに、全身に電気が走った。身を縮めて硬直していた体が小刻みに震えながら、不器用に伸ばしたり縮めたりせずにいられなかった。首を後方に傾けてのけぞった。乳首はぴんと尖っていて、ひろさんに唇で触れられただけで、我慢できずにあぁと声が漏れてしまった。右の乳首に唾液を絡めつけ舌で転がし、左の乳首は手のひらで距離感を図りながら嬲られた。悲鳴にも似た声が大きな声で漏れた。秘部からは洪水のように体液が溢れて、ひろさんが抜き差しするごとに、くちゅくちゅといやらしい音を響かせている。ひろさんが中に出すまでに私はいってしまいそう。そう思うや否や、全身を震わせて抑え込まれている身体を解き放つかのように、足指ものけぞって一度いった。犯されていってしまうなんて。
しかし、ひろさんとは身体の相性が抜群に良くて、ひろさんがいく間に3回いった。ひろさんのために着飾って、脱がされて、犯されているような気がした。「このことは誰にも言わないようにしよう。誰にも言えないけれど、きっと妊娠して子供もできる気がする」ひろさんの顔を仰ぎながら、できる子どものことを想像した。悪くない気持ちがした。ひろさんは汗まみれになりながら、私を強く抱きしめて、かなり濃厚で力強い精子を私の胎内の奥まで絞り出すように放出した。私は頭の中が真っ白になって、ぐったりとなって何の抵抗も示さずに受け入れた。犯されている状況を受け入れて、感じ入ってしまう自分はエッチであさましいなと少し思ったが、気を失ってしまった。
気づいた時には、車の後部座席に転がっていた。手首と口の戒めは解かれていた。さらわれた場所に戻された時には、当たりは真っ暗になって、秋の虫たちが一斉に鳴いていた。街灯もつかない真っ暗な廃屋の前で、ひろさんに強く抱きしめられながら濃厚なキスをした。足もとには私の体液と混ざり合ったひろさんの精子が流れ落ちてきた。舌を絡められて、ブラジャーの上から乳首のありかを的確に探り当てて愛撫された。私はまた感じ入ってしまいそうで、ぬんんんとうなって振りほどこうとしたが、ひろさんは名残惜しむかのように強く抱きしめて、私を離さなかった。
またいつか抱かれるかもしれない、この人には。そう思って身を任せた。とぼとぼと帰った。ひろさんの大きさに押し広げられた秘部にはまだ貫かれているままのような違和感があった。自宅につくとまだ誰も帰っていなかった。何事もなかったようにシャワーを浴びて、ぴんと尖ったままの乳首を手で愛撫してみた。この現実を受け止められずにいたが、隣のおじさんとひろさんと主人に抱かれながら過ごす毎日。いつか破綻が来そうな気がしたが、誰に身を寄せるいいだろうかと漠然と考えていた。
※元投稿はこちら >>