日ごろ貞淑な人妻は、隣人の激しい凌辱の危機にさらされながらも、子供たちを守りながら身を呈する自分をぎりぎりの一線で守りながら堪えていた。
そこに一人の男性が現れた。人妻は誰の目にもとまらない人けない場所で、完全に心身を盗まれて奪われてしまったものの、心通い合わせ、恋にも近い憧れにも近いやり取りを交わす。
縛られながらも犯されながらもそこに男と女として、重ね合わせられる領域が深く交わり、貫かれたもので一つになっていたのでしょう。人妻は心奪われて、また完全犯罪のように白昼で盗まれることを夢見つつ、今日も薄いブルーの袖のぱっくりあいたサマーシャツに、イエローのマキシスカートを身につけて、下着は上下お揃いで淡い水色に黒で刺繍のあしらったセクシーなものを身につけて、ひとけのない道路を選んで、駅までの道のりを歩いている。
その吐息からはどきどきと心音が聞こえてきそうな色気のある呼吸で、雑踏に隠れようとしても誰の目にも色気のある人妻だと認識されてしまう。
人妻はただの女性になり、身に上の積み重ねてられているコードを薄っすらと羽織りつつ、日傘で隠れつつ、ひろさんに奪われて何かの名目のもと連れ去られて、ひとさしふたさしと意思がこめられた太く硬いものが胎内でうねることを想像して、下着を濡らしながら歩いている。
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