2015/07/29 07:28:12
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『あ~すっきりした』
帰り道、ご機嫌なおばさん課長田山さんを見て、家族のため、仕事で実績作りたいから仕方ない、非常に虚しさがある疲れにみまわれました。
ことある事にセックスを要求されました。
妻に申し訳ない、早くこの件終えて、田山さんと関係終わりたい一心でした。
事は進み、入札の準備段階になりました。
各業者集めての入札説明で私は驚きました。
通常、入札する際、その物品と同等品可となるのに、仕様書に相当品するとなっていたのです。
同等品と相等品、似たような言葉ですが、実は違います。
同等品はそれと同じ様な物ならいいなんですが、相等品となると、その物ではないといけない、という意味なのです。
私が作った仕様書ですから、他の業者さんは、用意できるわけないのです。
落札できるのは私以外にいなくなるのです。
他の業者さんは入札に参加するだけ。
当然他の業者さんはざわめきます。
『議会やその他関係部署には承認得てますので、そのようにお願いします』
田山さんの一方的な入札説明でした。
完全な出来レース入札です。
おそらく他の業者さんは、定価にての入札しか出来ない。
私はほぼ言い値で落札することが出来て、ボロ儲けでした。
定価設定が二千万を千八百万で落札、六百万くらいの利益を出せたのです。
それまで田山さんと20回ほどセックスしましたが、その努力したかいはありました。
私の営業手当で、妻用の中古車をキャッシュで買うことが出来ました。
施工する建設会社と搬入に関する打ち合わせも、田山さんは施工建設会社に、搬入の妨げはするなの鶴の一声で、非常にスムーズにいきました。
このおばさん、ただ者ではないな、そう思いましたがそれもそのはず。
この田山さんの親戚、商工会のお偉いさんがいたんです。
市長、市議会に睨みきかせれる親戚がいたんです。
だから観光課課長か~みたいな。
物産館の件が片付き、ちょっとは田山さんとの付き合いは続きました。
でもやっぱり役所、田山さんは別部署に移動となり、私との関係も自然消滅しました。
前に地元新聞に出てた役所の移動記事、政策推進局局長だかになってました。
今、その温泉付き物産館に時々、大きくなった子供達や妻を連れていきますが、これがあったから、今私は会社で立場ある人間になれたんだな~と実感します。
それにしても田山さんのあの貧相な身体、そりゃ旦那さんも相手にしない、利害関係なきゃ相手にしないでしょってとこでした