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2000/11/01 01:09:10
(OldYEVsm)
監禁暴行被害者の場合-6
レイプそのものが、十分暴力的行為になるが、今回の被害女性が所持していた、
本人主演の実録レイプビデオを、徹底的かつ綿密に精査したところでは、
最初のビデオの内容に較べて、2回目のレイプシーンの方が、より残虐性が高かっ
た。
もっと分かりやすく言うなら、より興奮したと言うべきか。
ずいぶん不謹慎なと思われるだろうが、我々も人間である。
霞を食べて生きる仙人や、煩悩を超越したお釈迦さんではないので、
男性として正常な機能を有している限り、下半身が反応するのは致し方ない。
正直言って、我が子の側で、母親である涼子が、鬼畜数人がかりで凌辱されて
いるビデオを調査している間は、ギンギンに立ちっぱなしであった。
もちろん、職務的理性のお陰で、これを実践に移すなどということは、
想像すら出来ないことだが・・・。
今回の検証では、時間の関係で、2回目のより検証のし甲斐があるビデオを
中心に行うことにした。
「奥さん、我々にはどうしても理解出来ないことがあるんですよ。
つまり、2度目の時の3日もの間、御主人や近所の人が怪しむはずですがね。
ところが今回は、その時点ではなんら通報らしきものがない。
何かまだ隠している、絡繰りがあるんじゃないのかな?」
警察官として、現場検証に正確を期するため、犯行時と同じように、
全裸に剥かれた被害者本人にK刑事が尋ねる。
厳つい中年男に手を奪われ、逃げる術を逸した彼女は、ただ項垂れるだけ。
「奥さん、教えてもらえんかね。そうしないと、いつまでも裸のままじゃよ。」
T警部補が追い打ちをかける。
「お・・脅かされたんです・・。」
「ほう、どんな風にですか?」
「電話があって・・、言うことを聞かないと、最初のビデオを・・、ばら撒くぞっ
て。」
「なるほどね。よくある手だが、レイプビデオで被害者を脅すとは、
なんて卑怯な奴らなんだ。それで?」
K刑事は、自分のことは棚に上げて、犯人を非難している。
「それで・・、3日間留守に出来るようにしておけと。
言うことを聞かないと、子供まで酷い目に遭わす、とまで言われて・・・」
ここまで言うと、涼子は嗚咽を上げて泣き出した。
「ということは、奥さんは3日間に渡って、また彼奴らに犯されることが
分かっていたんだね。それを分かっていながら、警察に届けることもなく、
近所にも怪しまれないように細工をした訳だ。
ひょっとして、ビデオにあったんだけど、2本刺しされることも分かっていた?
いや待てよ、奥さんまさか、それを期待して、犯されに行ったんじゃ・・・。」
「そ・・そんな、酷い・・こと・・」
彼女の目からは、涙が溢れている。
「Kさんや、それは言い過ぎだよ。せめて、○んこのお毛毛を剃られるぐらいは
覚悟の上だった、くらいだよねぇ、奥さん?」
彼女のせいではないのだから、何もそんな酷い言い方をしなくてもいいのに、
2人から責められて、打ちのめされたように泣きじゃくる彼女は、実に哀れだった
。
「それじゃ、例の2本刺しについて、実地検証といこうか」
K刑事が口火を切る。
「おいおい、女のケツの穴を責める場合は、ちゃんと順序があるんだよ。
先ずはあれをやって、清めをしなくちゃ、ビデオでもやっていただろ。」
「さすがはTさん、アナル責めは任せたよ。」
どうやらこの2人の関係は、前と後ろの穴兄弟らしい。
しかもT警部補は、女性の肛門に興味があるようだ。
それを証明するかのように、カバンから大きなガラス容器を取り出した。
「こっちの瓶はグリセリン。奥さんは既に経験済みだから、よーくこの味を
知っているじゃろう。そしてこれは、イルリガートル。
奥さんはこっちは知らない? ・・そうか、それじゃゆっくり味わってもらおう
。」
「ビデオじゃ、注射器でやっていたんじゃないか?」
K刑事が、イルリガートルなるものをセットするのに忙しい、T警部補に尋ねる。
「女を辱める意味では、注射器というのはいいんだがな、浣腸責めにするには、
これが最高だよ。これから奥さんが、苦悶の表情に変わるはずだから、
それがまた艶っぽくて、何とも言えんよ。」
この2人は、実際の犯行内容とは違うのにも関わらず、彼女をいかにして嬲るか、
そちらに注力して検証を進めている。
要は、細部の違いはあっても、涼子がより恥辱にまみれる方を選んだのである。
彼女は後ろ手に縛られ、ベッドに寝かされて、足は大きくVの字に開いた形で、
天井のリングに通されたロープで、上に向かって引き裂かれた。
そしてベッド脇のポールに吊された、イルリガートルから垂れ下がるチューブが、
T警部補の慣れた手つきで、涼子の肛門に挿入されていく。
これにはすでに、1000ccものグリセリン浣腸液が、波々と注がれているが、
今はまだ栓が閉じられている。
「さあ、奥さん、準備完了だ。奥さんがOKと言ってくれれば、
いつでも栓を開けてあげるよ。」
被害者自ら、浣腸をOKするはずがない。
当然の如く、涼子は激しく首を振って抵抗する。
「そうか、1Lじゃ、いやかぁ? じゃ、もう1L追加するか?
それとも、グリセリンの原液がいいかな。これなら最高に効くらしいからな。」
これを聞いて、彼女の顔から血の気が引いていった。
「お・・OK・・で・す。」
涼子は弱々しく、浣腸されることを認めてしまった。
しかし、コンクリート製の天井に取り付けられた、いくつかのリングといい、
イルリガートルが吊り下げられたポールといい、ロープや浣腸の道具といい、
まるでこんなことをする為に、用意された部屋と言ってもいいくらいである。
本格的なSM道具とまでは行かなくても、熟練した人間にとっては、
女性を餌食にすることくらいは、十分できそうな部屋である。
『刑事課分室』という名からは、とても想像できない。
まるで誰かが、こんな時のために、密かに用意した部屋で、
このカンバンは、本当の目的を隠すためにある、そんな気もしてきたのである。
-つづく-