職権乱用体験告白

　随分久しぶりのような気がする。もう私のことなど忘れ去られたかな？そんなこ
とはさておき今回は裏ビデオの撮影についてだ。私の知人に暴力団関係の人がい
る。この人は組の中でも中々の地位にいる。最近は地域住民や警察の対策で暴力団
関係は影を潜めているがしっかりとこの現代の不景気な社会に形を変えて根付いて
いる。男の性欲というのはいつの時代も旺盛だ。暴力団にとって今や裏ビデオは重
要な戦力らしい。しかし、昔と違ってただモザイクがないようなビデオはまったく
売れないというのだ。時代が進むにつれて客の目が肥えてきているのだろう。いろ
いろな趣向をこらしたものでなければ他の組との競争に勝てないという結構シビア
な世界だ。去年だろうか、その知人から1度撮影現場を見にこないかという誘いがあ
り行くことにした。場所は都心から離れた山の中にある小さな廃ビル、周りに民家
はなく人の気配がしない。まさに撮影には絶好の条件だ。その廃ビルの中にある現
場に行くと周りには何もないコンクリートむき出しの殺風景な部屋の中央にマット
レスがあり10人くらいの若者がいた。5人は見張りに外へ行き、中では残りの5人が
撮影の用意をしている。撮影のための機材を見ると中々の機材がそろっている。こ
れならば普通のアダルトビデオ並の映像が撮れるだろう。やがてモデルになると思
われるセーラー服を着た女が連れてこられた。というより運び込まれてきた。その
時点で様子がおかしいと思った。女というよりまだ16,17の少女だ。何でもその子は
その組が経営するホストクラブのホストに騙されというよりはめられて店に多額の
借金をしているとのこと、女の目にはすでに涙が・・・やがて機材の用意をしてい
たうちの3人が真っ裸になり手にハンディーカムをもってマットレスに女を突き飛ば
し犯し始めた。残りの２人が固定カメラで撮影するようだ。どうやらレイプものの
ようだ。しかもヤラセなしの本気レイプ・・・女は悲鳴を上げて助けを求める声を
あげている、随分大きな声だ。だがその声も誰かの耳に届くことは無い。言うこと
を聞かず何度も殴られていた。やがて諦めがついたのだろう、声は次第に悲鳴から
喘ぎ声に変わっていった・・・　その犯している3人のモノをよく見ると真珠が入っ
ているのか奇妙な形をしていて半端じゃなくデカイ。女のアソコに挿入しようとし
ているが中々入らない様子、それはそうだろうあんなモノはたとえ百戦錬磨の女の
アソコでも入らないだろう。ましては10代の女なんかに・・・　やがて無理やりね
じ込まれると女は喘ぎ声とは言えないなんとも言えない声で叫んでいる。その声は
コンクリートのむき出しの部屋に響き渡っていた。その様子を私の知人はコメディ
ー映画を見ているかのように半笑いで見ていた。私は冷めた表情で見ていたと思う
が、内心もの凄い嫌悪感に覆われていた。私にもその女と同じくらいの娘がいる。
といっても10年も前に離婚したのでここ数年会ってはいないが・・・・・・・・・
　結局4時間くらい続いただろうか、帰る時、車の中で何度も吐きそうになった。レ
イプはビデオで見ると楽しいかもしれないが現場を見るとかなりの衝撃がある。あ
の女はそれからどうなったか知らない・・・それからその知人ともビジネス以外で
会ってもいない。　さてと世間はＧＷだが私には関係はなく仕事が山のようにあ
る。それではみなさんはよいＧＷを・・・・