今日、事務員が出社してきたが、残念な事に俺以外にも出社しており、ちょっと前に、少し前、何も
言わずに帰って行った。 普段は休日出勤しないし、月末ではあるが、仕事も溜まっていないはず・・・
たぶん・・・いや、絶対に何か起きる事を期待して出社してきたのだろう。
職権乱用と言えば、まさしく乱用ではあるが、初めからこんな関係を切望していたわけじゃない。
が、結果、楽しい年を迎えている。
まだ、生々しい記憶が残る、去年の大晦日の事です。
俺は建設業を営む会社で、営業所長をしている42歳の妻子持ち。
相手は、その営業所で事務をしてくれている既婚の女性です。
営業所は、工業団地の一角にあり、2階建ての独立した建物で事務所は2階になる。
最近改装された小綺麗な事務所には、社員18名と事務員1名の少数で日頃の業務を行っている。
その事務員は一人で事務関係全般を見ており、本当に仕事ができ頼りになる女性ではあるが、
会話も面白く、普段の俺との友達感覚の会話の掛け合いに社員が笑い転げる事も多々あるほど、
ユーモアにもあふれる女性である。
俺も、去年の大晦日の出来事までは、彼女を「頼りになる面白い同僚」として見ていた。
彼女は36歳で、小学生の子供のお母さん。 身長は小柄で痩せており、腕や足を見ただけで華奢な
身体つきである事は分かるほど。 当然、胸はほとんど目立たなく、見た目は端正な顔立ちをしているのだが
実年齢より幼く見える。
物言いは多少キツめな所はあるが、表情はホワーとし性格は穏かで、基本的には控えめな女性である。
大晦日
事務仕事が溜まりに溜まっていた俺は、昼の10時過ぎに事務所に向かった。
駐車場に入ると、事務員の車が止めてあった。 俺と同じく、休日返上で仕事をしている彼女を驚かせて
やるつもりで、静かに階段を上がり事務所を覗き込むと、彼女の席には誰も座っていない。
少しの間事務所内を見回すと、事務所奥の金庫の辺りに座り込む彼女を見つけた。
静かにドアを開け、ゆっくりと近づくと、事務所の中央辺りで、彼女に見つかってしまった。
「何してんのー」 と、声を掛け歩み寄ると、驚き立ち上った彼女は、何を言っているのかも分からないほど、
動揺しており、彼女の近くの席に座り、動揺している彼女からなんとか話を聞き出すと、どうも・・・
「彼女は事務所の金庫から時々お金を抜いて生活費やら何やらに当てていたらしい」
「しかし、いつも翌月にはお金を戻し、使い込みはしていない」
との事 それに気付いた俺に、現行犯で捕まったと勘違いしている感じであった。
まっ、金庫のお金を勝手に持ち出す事は悪い事ではあるが、いつも、たいした金額は入っていないし、
その管理の全てを彼女に任せっきりであった自分の責任もあったのだが、つい、いつもの悪ふざけで、
彼女を責める言葉を並べて、からかってしまった。
当然、いつもなら逆に彼女から、俺の責任も責める言葉が飛んできて、それで笑って終了・・・となるはず
であったが、その日は目に薄っすらと涙を浮かべ、今にも泣きそうな表情でうつむき、何も言わない。
確かに、会社のお金を私的に出し入れしていた事は、大変な事であり、深刻に考えていない俺が軽率で
あり、悪ふざけが過ぎてまったと、反省したが、時は遅く、彼女を落ち込ませてしまった。
「・・・会社に居られなくなりますか?」
細く小さな声で発した言葉は、後悔と罪の意識からでる言葉でした。
「それは無いと思うよ」 と告げるが、彼女に笑顔は戻らず、前に組んだ手でスカートの端を握りしめ、
立ったまま、涙目で俺を見つめる。
その頃かなぁ・・・ 徐々に俺は、この「女」抱きたい っと思うようになってきたのは・・・
潤んだ目で、こちらを、懇願するような表情で見つめ、俺が口を開くたびに、一言も聞き漏らさないように
必死に耳を傾ける仕草に、それまでは同僚の事務員さんだったのが、女として・・・ 二人きりの空間で
圧倒的に優位の立場にいる事もあって、「どうにかしたい」っと思ってしまった。
「そんなにここに居たいなら、脱いでよ」 ・・けっこう勇気がいった言葉を告げると、間髪を入れずに、
「無理です。そういう事は出来ません」と、きっぱり断られた。
でも、その若干怒ったような表情が、逆に俺を興奮させてしまい、
「脱げよ! 脱がなきゃお前の、何処にあるかも分かんねぇ胸、触れんやろーがぁ」と、普段では絶対に
彼女には使わない口調で、強制的に脱ぐように伝えた。
後の事は考えていなかった。 本当にその時は、ただ、この女をどうにかしたい一心だった。
悔しそうな表情で、スカートの端を握り締め、沈黙する彼女が、聞き取れないほどの小さな声で、
「洋服の上からなら・・・触られても大丈夫です・・・」と言い出した。
思ったより長くなりそうなので、続きは後で・・・気が向いたら書きます。