あのドライブの夜から寮に帰った後、その日は『明日どういう顔で出勤したらいいんだろう?普通でいられるかな??』という思いで、なかなか寝つく事ができませんでした。
次の日ドキドキしながら出勤すると、Mさんの方から
『昨夜は乱暴な事をしてごめんね』
話しかけてきました。私はその一言で気が楽になり
『普通でいよう』
と決めました。
それからMさんとは何事もなく日々が過ぎていきました。
『あの夜はMさんの気まぐれだったのかも』
とちょっと安心したような、あの夜の出来事は何だったんだろう?と考えるようになった頃でした。
ある日
『今夜、話があるからベランダのカギ空けておいて』
とMさんに言われ、私は何も疑わず言われた通り鍵を開けて待っていました。(一階の外に面した部屋でした)
その日はMさんが寮に泊まる当直の日で、寮の見回りなどすましてから二十三時ごろ私の部屋に来て一緒にテレビをもながら小声で話をしました。
テレビを見ながらも、Mさんの手はだんだんいやらしく私の身体を触りながら、私の耳元で
『声を出したら隣の人に聞こえちゃうよ』
と言われた時には身体がゾクゾクッとしました。
身体の相性がよかったのか、夜這いされているのに心地よさまで感じてしまっていたのです。
この日を境に、Mさんが当直の日には私の部屋に来るのが普通になっていました。
Mさんに遊ばれている事はわかっていても、いつしか自分の身体がMさんの○○○を求めていました。
日を増すごとにMさんと身体を重ねる回数も増えました。
いつしか毎朝仕事場に呼び出されるようになり、机に押し付けられて立ちバック………
昼間はエレベーター内やトイレで指マンされて………
夜は夜這いされて、隣の部屋の人にバレないように口の中にタオルを詰められ、後はされるがまま………
休みの日は全裸ドライブ………
そういう関係が三年間続きましたがMさんが転勤になってそれっきり………
私も訳あって、会社を辞めました。
毎日のようにMさんに遊ばれていたので、身体が疼いてしょうがありませんでした。
これは私が23歳の秋までの話でした。
このころからだったと思います。自分の身体を誰かに支配されたいという気持ちが芽生えたのは………