埼京線に
押し込まれた朝。
生理の翌日ともあって不快指数はMAX。
武蔵浦和を過ぎた頃お尻をしゅるりと
撫でられた気がしてチラ見したら
推定年齢アラフォー汚っさん
が真後ろにいた。
モサモサした髪
なめくじ目つきで
東スポを読むふりしてる。
痛烈な鳥肌
内向的な私は
声も出せず。
暗黙の了解を得た
指はパンティラインをたどる。
めざましテレビの
占いが外れたー
水瓶座は最高じゃなかったの?
憎たらしい指が
性器にぴとりぴとり近づく。
スカートをめくり
剥がれていく下着
じんじんと
微熱を帯びる。
感じたくないときに感じてしまう躰。
♪クにゅんクにゅん♪私の躰が鳴らす卑猥な音。
電車の揺れに合わせ疾走感を増す指テク。内襞へ滑り込み
歯を食いしばるけど
こらえきれないアクメに
「スッ…イマセン、オリマス‥」
十条で
ドクドクと淫らな鼓動を抱え、ホームに崩れた。