小さい頃からお父さんとお風呂に入るのが当たり前だった
その当たり前を疑問に思ったのは5年生の頃
成長期で胸も大きくなり始め恥ずかしいと思うことがあった
でもお父さんは「子供なんだから恥ずかしがることない」と言った
それから時が経ち中1
胸の発育と共に陰毛が生え始めた
お父さんは「毛は無い方がいいぞ」と言って生えかけの陰毛を剃った
剃った部分が黒ずむからとクリームを塗られた
14歳、15歳と思春期の時もお父さんとお風呂に入り続けた
陰毛を剃り始めてからお風呂に入るとまずはお父さんのチェック
ちょっとの毛でも許さない徹底ぶりで念入りに見られ触られた
私はお父さんとのお風呂が嫌になっていった
陰毛を剃られることも嫌な原因のひとつ
周りと比べてもおかしいのはとっくにわかっていた
幼稚園の頃から仲良しの親友にもこの事は話せなくて苦しかった
高校生になってもお父さんとのお風呂は続いていた
相変わらず陰毛の生えてない子供のようなアソコ
17歳になってバイトを始めた
帰りが23時過ぎになることが多くお父さんとお風呂に入る回数が減少
それから次第になくなっていった
大学進学で実家を出て一人暮らしをするようになって当時のことを考えることが多くなった
お父さんの行為は行き過ぎた親子のコミュニケーションだったのか
それとも私を性のはけ口にしていたのか
自分で考えても答えは出ないしお父さんにどうしてなのか聞くこともできない
だけど実家に帰ると私から誘ってお父さんとお風呂に入っている
あの頃は内心嫌だったお父さんとのお風呂
今はあの時ほど嫌じゃない