15年前の事になります。
された事は性的虐待なのですが、私の気持ちは懐かしく今も相手の人に感謝しています。
中学生の時に勉強進学人間関係等で悩み、本当に自殺まで考え、死ぬ場所を探すまでしたことがあります。
そんな時にダム関係の現場作業をする若い男の人(お兄ちゃんと呼んでたから、お兄ちゃんと書きます)に見つかり、最初は本当に性的ないたずらをされました。
汚ないプレハブ小屋で裸にされて、身体を弄られたのですが、私はどうせ死ぬからと思って抵抗しませんでした。
それをお兄ちゃんはおかしいと感づいてくれて色々聞き出し、私の心の中に溜まってたものを全部吐き出させてくれて、大声で泣いたのを見守ってくれました。
それからは一月に一度くらいの割合でお兄ちゃんに会いに行き、肉体的にはSMみたいな事をしてもらいながら、私の心の中の悩みや苦しみを吐き出していました。
性的な快感を感じる時もありましたが、むしろ私は誰にも知られない秘密の世界を持っていると言う精神的な心地好さがお兄ちゃんと会う理由でした。
お兄ちゃんに対しても、好きなんだけど恋愛とは違う感情でした。
むしろ肉親に対するのに近い感じで、お兄ちゃんからされるSM的な事も、全く不安も恐怖もありませんでした。
お兄ちゃんとの関係は1年半続きましたが、私が高校2年になる時に、お兄ちゃんが仕事をしていた大きな現場が終わって、お兄ちゃんもいなくなってしまいました。
今も汗や垢等労働する男の人独特の匂いを嗅ぐと、お兄ちゃんの事が懐かしく思い出します。