結婚前に勤めていた会社に、週4ですがパートとして入る事になりました。
打診された時には少し考えましたが
家からも近く、提示された時給も高いですし
良い機会だと思ってお受けしました。
ですが一つ…不安な事があります。
独身の頃、セクハラで悩まされていた上司が
海外赴任から戻って来ていたのです。
社長とは遠縁に辺り
何よりも実際、仕事のデキル人ですから。
その有り余ったパワーが色んな方面に発揮されて
それが私に対しては、一見すると明るく柔和に見せて
周囲に知られない場面でのセクハラ行為に繋がってました。
当時(今も)どちらかといえば、気の弱いタイプだった私は
他の女の子達と違って
セクハラされても、ほとんど何も言い返せない質でした。
ですから、特にその上司のいる場では、目立たない様に心掛けていたのですが
逆にそこに目を付けられて付け込まれるかの様に
『お疲れさん』と
肩に置かれた手がスリスリと二の腕や、とんでもない時には脇にまで及んで来たり
『いつもきちんとしてるのが、仕事にも表われてるよねえ』と言って
髪を触った(←それだけでも大セクハラです!)指でスゥーと耳を撫でて刺激したりするのです。
フロアーに掃除機をかけたりしている際に
ふと向き返ると
お尻を眺められていたりは茶飯事です。
それも悪びれる様子も全く無く、ニンマリとして
『華奢に見えて、結構安産型だよね!あとは相手の能力次第だな!』
『たまには“他”と比較チェックする事が大事なんだそ!…やってるか!?』
『でも、そっちのモノの方が良くなって乗り換えちゃったりしてなあ(笑)』
だなんて!
そして、そう言う上司は笑顔を作りながらも目は笑っていませんでした。
数々の失礼な行為は、今でも忘れません…忘れられません!
結局、私は
それを誰にも相談出来ないまま
タイミングもあり
今の夫との結婚を機に、会社を退職しました。
昨日、御挨拶をかねて簡単な面接に会社にお伺いしたのですが
帰る際になって、駐輪場で声を掛けられました。
「また、宜しくお願い致します‥!」
深々と頭を下げた私に
『また一緒に働けて嬉しいよ。…もう人妻になったんだもんなあ』
そんな意味深な言葉を打ち消して
「何分久しぶりの事ですので…」と言う私に
『任しとけ、来週からは下着が乾くヒマも与えないからな』
だなんて‥!
今は人妻になってしまった私は
不安と…少々の期待を与えられてしまいました。