引越し祝いにと、隣の人にいただいた紅茶。
私の通うお店の違うフレーバーだったので嬉しくて毎日飲んでた。
寝る前に飲み始めて、体にあわないのか頭痛がする日があったけど、美味しいのでそこまで気に留めずにいた。
だってすごく寝つきがよくなったから。
そんなある日、朝起きると足をつたる冷たさがあって生理かと思って慌ててトイレに行くとおりもの?らしき白い液だった。
シャワーを浴びるとさっぱりしてそのまま仕事へ行きました。
その夜も紅茶を飲んでリラックスしたあと寝るとあっという間に朝でした。
便意でトイレに行くとお腹を下したような水っぽいものが出て、肛門の痛さと、内臓のえぐれたような痛さで仕事を休みました。
体の力が入らず、がしゃんとお皿を割ってしまいそれを聞いた隣人がチャイムを鳴らして家に来ました。
大丈夫ですか?
と私の顔を覗き込むと、すごい笑顔で無理しないでくださいと、腕を肩に回されそのままソファーに寝かされました。
私は体の痛さから冷や汗が出て、呼吸もまばらで眩暈がしました。
大丈夫ですよ。
初めてだと体がびっくりしますよね。
と言われて、思考回路がおかしな私は彼の手際の良さや、グラスの位置を迷わずわかる仕草など気にもとめず出された紅茶をまた飲みました。
癖になる味ですよね。
そう言われながら私はまた眠りにつきました。
起きた時には裸で、身体中がヌルヌルしていました。
一日中されていたのでしょう。
朝だった外の景色は夕方でした。
お隣さんは私の写真を撮りながら、寝てるのに感じるなんて変態だよね。
咥えてる時なんて本能でしゃぶってた。
と動画見せてきました。
ボロボロの体で床を這って逃げようとする私に、プラグ抜かないと恥ずかしいよ。と言い放ちました。刺さったそれを引っこ抜くと私の体の中から白い液がこれでもかと出てきました。
あの日と同じだとフラッシュバックしながら、嘲笑う彼から必死に床を這って逃げました。
リビングから鍵のかかるシャワールームへ逃げた私は体を洗い、穴に指を突っ込んで泣きながらかきだしました。
そのあと部屋にいたはずの男は満足したのかいなくなり、警察を呼びました。
犯人は隣に住む男。
不動産屋勤務で、自分の会社の鍵を複製して持っていたそうです。
女性が引っ越すと隣に住み、似たようなことを今までにもしていたそうです。