スポーツ強豪校のテニス部のマネージャーをしていました。
みんな全力でスポーツと向き合っているので、陰ながら部員のサポートをして応援するのが私の仕事でした。
2年生の時、一個上の先輩達が引退することとなる大会で県まで進み、次はブロック大会に行けるというタイミングで強化合宿が結構されることになりました。
合宿の初日、みんなの練習着などを洗濯して部屋で布団に入ったのは12時ごろでした。
女子マネは私1人だったので1人部屋で、民宿のようなとこでしたので部屋に鍵などもありませんでした。
つかれきって目覚ましがなるまで爆睡だった私は、朝起きて違和感を感じました。
手がしめっていて、生臭い匂いが残っていました。
次の日も疲れ切って早々に寝てしまい、次の日目覚めると、口の中が気持ち悪くてすぐ口をゆすぎました。
男性経験がなかった私はこの頃はこれが何された後なのかわかりませんでした。
合宿最終日の夜は、お疲れ様会を兼ねてBBQでした。
たらふく食べた先輩達はろくに片付けもせずに部屋に戻りヘトヘトになった私も部屋に戻りました。
お風呂に入ろうと思いながらもうたた寝をしてしまい、意識が朦朧としているところに人の話し声が聞こえてきて、急に寒さを感じました。
私は裸にされ先輩たちに囲まれていました。
びっくりして目を覚ますと、私は恥ずかしくて身体を隠し、声を上げようとしました。
すると先輩の1人が口を押さえて、他の先輩達がそれぞれ手足を押さえつけ始めました。
お前ここで声上げたらどうなるかわかってるよな?
俺たち大会出れなくなるんだよ。
マネージャーがそんなことしていいわけないよな。
俺たちのサポートが仕事なんだから頼むよ。
と言われて口を押さえながら涙を流すと、全身の力が抜けて先輩達のされるがままにされました。
悲しいとか痛いとか苦しいとか死にたいとか色々な感情が入り混じって、全てのことが終えて、女湯の入り口まで連れてかれてこの後どうしたのか記憶がほとんどありません。
次の朝、帰りのマイクロバスの中で、痛くて椅子の振動が辛くて、感情が追いつかなくて辛くて、寝たふりして泣いていたのを思い出します。
結果県大会で負けて引退した先輩達を見届けて、私も退部しました。