東京でひとり暮らし、OLしています。
私の実家は東京から遠く離れた山あいの村。
大学に進学するまで住んでいました。
事件があったのは高校2年の春。
当時、家から歩いて 30分の無人駅から列車で通学していましたが駅の周りには民家は1軒もなく、細々とやっている工場が1軒あるだけ…。
東京の様な「ラッシュ」とか「満員電車」などとは無関係…朝の通学時も夕方の帰宅時もその駅を利用するのは私だけでした。
あとは「年期モノ」の列車が走っていると言う事で、今で言う「撮り鉄」の方がちらほら。
漸く桜が咲こうとしていた4月の終わりの夕方…。
列車を降りた所でカメラを持った見知らぬ男性2人に声をかけられました。
「駅の風景を撮りに来たんです。ちょっとモデルになってもらえませんか?ホームに立っていてもらうだけで構いませんから」
ちょっと迷ったけど、顔は写さないと言う条件でokしたんです。
私はてっきり1~2枚の話かと思っていたんだけど…
「次はあぁやって、今度はこぅやって」と要求に応えていたらいつのまにか外は真っ暗になってました。
「もういいですか? 暗くなっちゃったから…」
と帰ろうとしたら…
いきなり羽交い締めにされ、口も塞がれました。
そのまま彼らの車に押し込まれ身体を触られました。
大声をあげたつもり…
必死に抵抗したつもり…
「なかなかいい女だろ?去年の秋にここに写真撮りに来て見つけだんだ」
1人がそう言いながら私の制服を脱がそうとします。
「面倒くせぇな!」
もう1人がブラウスを引きちぎりました。
スカートをはがされ下着も取られ、レイプされました。
「やっぱ処女はいいわ」
男が「アレ」を拭いた私のブラウスは血に染まっていました。
2人は私を車から降ろすと猛スピードで去って行きました。
「モデルになって!」なぁんて言われて頷かなきゃ良かった…。
母親に電話して迎えに来てもらい、2人抱き合って泣きました。
警察に届け出をしましたが、婦警さんも涙しながら話を聞いてくれました。
幸い妊娠はしませんでした。
あの「無人駅」に降り立つのがイヤで車の免許を取り、帰省は必ず車で帰ってます。