「ずっとあなたを見ています。抱きたい!抱きしめたい!あなたの身体に舌を這わせたい…」
差出人の書いていない手紙が届きました。
便箋2枚と私が写っている写真が3枚。
私は28才、一人暮らし。
ここ数ヶ月、恐らく同一人物であろう男から毎日の様に手紙が届いていました。
文章は毎回似たようなものばかりですが、写真は違いラフな服装の私、街で買い物している姿などなど…
時には差出人の男のモノの写真…。
警察に相談して、「見回りを強化します」
って言われたけど、現状は何処の誰かも解りません。
郵便の消印はすぐ近くの郵便局なんだけど…。
何故、私の名前を知っているかも解りません。
でも…
先日、ついにその男が現れたんです。
セールスを装って…。
インターホンで応対した私に「あなたの恥ずかしい写真持ってます。バラ撒かれたり騒がれたく無かったらドア開けて!」
同時にドアの新聞受けに「カタン」と封筒が…
「見てごらん」
恐る恐る封筒を開けて入ってた写真を見たら…。
レースのカーテン越しに写る私の下着姿の写真でした。
「ドア開けてくれなきゃこれから仲間が近所にあなたの名前入れてバラ撒いちゃうよ」
「妙なマネしたら即バラ撒くから…」
警察に電話しようと携帯を取りに行こうとした私にクギを刺します。
どうしよう…
そう思った時でした。
「なんだぁ、戸開いてんじゃん!」
男が2人、ベランダから入って来たんです。
ベランダのお掃除をしようと、戸を開けてあったんです。
1人が玄関に行きドアチェーンを外し、外に居た男を招き入れました。
全身の力が抜け、声も出せず。
口をガムテープで塞がれた私は3人に代わる代わる犯されました。
何通も届いた手紙の内容の様に…
全身を舐められ、口でする様に求められ、手でする様に言われ…
「悠子ぉ!やっと願いが叶ったよ」
犯されている間、何度も何度も耳元でそう囁いていました。
結局妊娠しました。
もちろん堕ろしました。
警察に届けも出しました。
そして引っ越しました。
時々あの時の事を思い起こす事があります。
あの男たちの狂った表情、薄ら笑いが脳裏に焼き付いてます。