失恋して一人で旅行に行きました。
ただ遠く遠くに行きたくて…自然を求めて北へ向かった旅行でした
その旅行では無計画で甘い考えの私には想像を越えるありえない世界の連続でした
電車に乗ってドアが開くのを待っているとドアが開かない!!手動式のドアでした
降りた駅は無人駅!!自然を求めて観光地じゃ無い場所を選んでるんだからと駅を出ました
時間はまだ早い時間で駅からホテル前までのバスをバス停で時刻を確認しょうと思いました
こんな時間にもぅバスが走って無い…駅前にタクシーも止まっていない!!そんな状況で地元の人を駅前で一人見つけました
地元の人に『〇〇〇ホテルに行きたいんですけど』『この道真っ直ぐちょっと行った右手だ』
私の頭の中ではちょっと行ったは5分か?10分と勝手な思い込みをしていました
舗装もされていない真っ直ぐの道を30分は歩いたでしょうか?私は足が棒の様に歩けない状態で辺りに建物も無い車や人も通らない…高かった陽も傾いてきてました
そんな時に私の目の前に軽トラックが走って来ました
トラックを止めた私はホテルに行きたい事、駅前でちょっとと言われた事、近くにホテルがあるか?堰を切った様に聞きました
トラックの男はこの近くにホテルが無い事や熊や動物も出るからと私をホテルまで乗せて行って来れるとトラックのドアを開けてくれました
暫く走るとトラックが止まって男が私に抱き付いてきました
抵抗する私に『ホテルまで送って行くから』
トラックから飛び降りた私は野原の中を走って逃げましたが男に捕まって茂みの中に押し倒されました