私が物心ついた時は、父は刑務所でした。母は色んな男の人を家に連れ込み、その時は家から追い出されました。私が小学校に入ってすぐに母は私を捨てて行方不明になりました。
私は父の妹のおばさんに引き取られました。おばさんもおじさんもとても優しくて私は母といるよりずっと幸せでした。
おばさんには私より8つ上の一人息子の健君がいました。健くんも私をかわいがってくれてました。私が小学5年生までは…
健くんは大学生になり、隣の県に下宿することになりました。私は夏休みに一人で健くんの下宿に遊びに行く約束を楽しみにしていました。
私は3泊の予定で秘かに大好きな健くんに会えるのを楽しみに朝家をでました。私は見た目が高校生くらいにみえるらしいです。髪は天然パーマで胸もCカップありました。健くんに会えるので目一杯おしゃれした私は電車の中で何人かの高校生くらいの人にナンパされました。
昼についた最寄りの駅に健くんが迎えに来てくれてました。
優しい笑顔でドキドキしました。健くんと歩いて部屋に行きました。
部屋で健くんは昼御飯に私の好きなチキンライスを作ってくれました。お腹いっぱいになったのと初めて電車の一人旅に疲れたのか、眠ってしまいました。
目をあけると口に違和感を感じました。タオルか何かを噛んでる感じました。次に手首が痛く、両手が動かない。そして、服を着てる感じがない。
「みち。目が覚めたか?」健くんの声。
「よく聞いたみたいだね。この睡眠導入剤」
いつもの健くんと違う。
怖くて涙が止まらない。
「僕はみちが大嫌いなんだよ。知らなかった?」
頭をガーンと殴られた気がした。思いもよらない言葉だったから。
訳もわからず、犯された。すごく痛かったけど、心の痛みが大きかった。
電話で友達を3人呼び、一人5千円をとっていた。抵抗すらする気になれなかった。ドラマを見ているようで…中だしされているようだったが、私はまだ生理もきてなかった。
その人達がおわるとまた電話で男の人達が呼ばれた。何度も繰り返され、気が狂いそうだった。
健くんはうれしそうにお札を数えてた。
「みちは高校生にみえるよ。毛は少ないけどね。たくさん働いてもらうよ。今までの罪滅ぼしに…」
健くんに写真をとられ、セックスさせられている。
健くんが私を恨んでいるのは納得いかない。理由は私の父にあった。
私の父はひどい人間だったらしい。刑務所に入ったのは強姦致死罪のレイプ魔で何十人もレイプして3人も殺した。実の妹の叔母さんまでおじさんと健くんの前で犯したらしい。そして母は父のいいなりでその手助けをしたらしい。叔父さんや叔母さんは私には罪はないからと育ててくれたが、健くんは許せなかったらしい。復讐の機会を待ってたって…知らされた。
叔父さんにも叔母さんにも言えず、健くんのために働いている。18才になってこの家を出るまでは仕方ないかなって思う。もうこんな体だし…生理が始まってから避妊だけは条件にしてる。