2017/03/14 06:51:21
(D5BNgKgM)
クライマックスへと駆け上がる友人を背中側から眺めること数十秒、「うぅぅ、コトぉ(彼女の名前、仮名)」と呻いて動作が止まります。果てたようです。
射精してしまうと急に冷めるのが男の常ですよね。その頃にはけっこう冷静になれていたので、友人が身繕いしてる間(精液を拭ってパンツとズボンを履く間)は目を反らしていました。
友人もさすがにその後、床に広げたTシャツにぶちまけた体液を拭って洗濯機へ放り投げるまでは気恥ずかしそうにしてたものの・・・、その直後、
「どうだった?コトのパンツで抜いた味は?」と、ニヤニヤしながら聞いてきます。
「洗濯、必要だろ?えへへ。ほら、よこしな」
と、手を差し出して来ます。
自分の精液で汚した友人彼女の下着を彼氏本人に返す・・・物凄く恥ずかしかったです。
「おお、おお~、たっぷり出したなぁ(笑)」と、それをわざわざ広げて観察する友人には怒りすら覚えたけれど、負い目もあり、ただただ恥ずかしさを噛み殺しました。
しかし、一抹の不安……スッキリ放出して我に返った友人が、自分の彼女をオカズにしたことを「やっぱり気分悪いや」と怒り出す……その心配はどうやら無用そうだと、一安心。
(僕がわだかまってただけで友人本人はケロっとしていたが)その後数分の気不味い雰囲気もすぐに去り、再び飲み始め、3時か4時頃に眠りにつきました。
昼前に起き出した時、再び猛烈な「やっちまった感」に襲われたものの、やはり友人は気にしてる素振り無し。むしろ、「いやぁ、昨日はなかなかいい時間だったなぁ、おい」と、シラフであの出来事を語るという豪快さ(?)に驚きました。
「昨夜の記念に、1枚持ってくか?」と……使い古されけっこうくたびれたブラジャーを一枚、手土産(?)にと差し出してきました。「ここんとこずいぶん長いこと使ってなかったやつだから、無くなってても分からんし(笑)」
完全にシラフな僕が「うん」と喜んでもらうということは出来ませんでした。がしかし、
「なんだかで昨夜は楽しめたんだろ?」
【う、ああ、、まあね】
「だったらさ、な?」
【いや、なあと言われても……】
「大丈夫だから、な?」
と、再び薦められたら断りきれずに受け取りました。
まあ、正直言えば、最初に進められた時点で、かなり欲しかったんですけどね。やっぱシラフではね……。
週が明けて大学でその友人とまた会うのにはちょっと気が引けましたが、彼もその時は、何らあの時のような素振りは見せず、日常に戻りました。
何日か後には、たまり場的に使ってた学食に彼女を連れてきて……。まあ何事もなく普通に飯食ったりだべったりしただけなんですが……。
自分は彼女の持ってる下着の大部分を友人から見せてもらっていたので『今日は、どれを着ているんだろ』とか想像しちゃって、彼女の下着姿が思い浮かんで、
彼女の下着を巻き付けてオナニーした記憶と感触も甦って、食事しながらずっと勃起してました。
その日の夜は、あの時にもらったブラジャーを使っての何度目かのオナニーです。
その後も、半年くらい、そんな日常は続きました。
男の仲間うちでだべったり、彼女を連れてきて一緒に食べたり、男数人で部屋飲みしたりしました。
飲み部屋は、僕の部屋だったり、別な友人宅だったり、例の友人だったりまちまちです。例の友人宅での部屋飲みには、同棲してる彼女も加わりました。
学食に彼女を連れてくることも、それまでにも無いわけではなかったですがやはり、「あの夜」の後から増えた気がします。
思い返せば、友人が彼女と同棲を始めてからは、そこでの部屋飲みはしないようになっていたのですが、「あの夜」以降はまた、彼の部屋も会場になるようになった感じです。
彼との二人での部屋飲みになることは無かったので当たり前っちゃ当たり前ですが、彼があの夜のようなテンションになることも無かったです。
僕の方はというと、彼がそういう場に彼女を連れてくる度に、あの夜を思い出してはムラムラしてましたが。
ある日、その友人の部屋で部屋飲みになりました。
男は、僕と彼ともう1人の、計3人で、途中から、バイトを終えた彼女がバイトの先輩女子を連れて帰ってきて合流しました。
友人彼女のバイトの先輩女子ってのがまた、派手めなギャル風で、ホットパンツのナマ足が眩しく、ニットの胸元のV字が深くて谷間が見え隠れ……フローリング床に車座に座っての飲みなものだから、あぐらをかいたり立ったり座ったりする度に、ホットパンツの隙間から男が大好きな薄布の端がチラリチラリと見えます。
ちょいと下世話な話にもノリがよくて、てか、逆に下ネタ振ってきたりして、だいぶ盛り上がったのですが……彼氏から誘いの電話がきたと言って、22時前に突然帰っていきました。
残された4人も、その下ネタ雰囲気が残ったまま飲み続けて……。
あるタイミングで彼女が言いました。
「Bくん(もう1人の男子を、Bくんと書きます)、センパイの脚、超見てたよね」と言い出しました。
Bくんは「え、いや、バレてた?あはは…。うん、見てた(笑)。てかあの子、普通にパンツ見えてるからさあ。見ちゃうよねえ、フツー(笑)。」と、あっけらかんと認めます。
たぶん、その辺りから、「いつもとちょっと流れが違うかも」という予感がしていた気がします。