実際、性欲が全くないような状況が三か月とか半年・・・あるいは数年、続いていしまうケースがあります。しかし、その間、本能としての性欲が無かった訳ではないはずです。
仕事に忙殺されていたり、休日の過ごし方もルーチン化していたり、そんな気を起こす雰囲気が無い。
また、性欲が湧いて来ても・・・
「どうせ、男に利用されるだけ」
「所詮、身体の関係でしかない」
「結局、男だけが満足することになる」
「満たされることがないなら、あえてセックスなんてしなくてもいい」
・・・など、ネガティブな考えが浮かんでしまうと、それ以上に進まない。
しかし、ある切っ掛けでスイッチが入ってしまえば、それまで無意識の内に押さえ付けてきた性欲が解き放たれ、淫欲に溺れてしまう！！
当然と言えば当然です。
玩具は、有効に活用しているようですね！前にも後ろにも使って・・・。
それと、面白いのは・・・「むしろそういうことに嫌悪感すらある」あなたが、淫欲に溺れてしまうことです。
そして、鏡に映したり撮影をするなどして、自分の淫らで浅ましい姿を見て、自分を卑下したり、罪悪感に捕らわれたり、その罪悪感が、何者かに凌辱されるという罰を受ける妄想へと繋がっていったり・・・。
普段、性に対して否定的な考えを持っていると、その反動が大きくなる！その典型的な例かもしれませんね。

「ＳＭプレイ」と言う言葉があります。
「プレイ」を動詞で使う場合、プレイ・ゲーム、プレイ・テニス、プレイ・ザ・ピアノなどと使います。
ゲームにしてもスポーツにしても、ちゃんとルールがあり、そのルールに反したプレイをしません。演奏をする場合でも、ちゃんと楽譜があり、それをどう演奏するかの自由はあっても、ちゃんとしたルールがあるものです。
ＳＭプレイも同じで、ルールのある物です。
また、「プレイ」を名詞で訳すと「劇」となります。
限られた空間、限られた時間、非現実的な世界を、自分たちが役者となって演じる・・・・これこそが、ＳＭプレイであって、一方的にＳ男がＭ女を苛めていい！なんて考え方は、そもそも間違いです。
その意味で、「ＳＭプレイ」として楽しめる相手が見つかれば、問題ありません。
ただ・・・今の時代、上のような考え方をする男は少なく、Ｍ女性が酷い目に遭うケースが増えているようですから、健全な意味でＳＭを楽しめる相手を見つけるのは大変でしょうね。