やはり、最初に目にしたものの影響力って絶大で、わたしはそれからやたらとオジサンが気になるようになってしまいました。あと、男性器への猛烈な興味も。四年生になる前に、進級に合わせてスイミングクラブのチラシがポストに入っていて、わたしは自分から行ってみたいと言い出していた。近くまで送迎バスが来るし、転校したばかりで友達も増えるかもしれないと、母は大賛成で通わせてくれることになった。でも、わたしの動機はもっと恥ずかしいほどに不純でした。スイミングなら男性の裸に近い姿が拝めるかもしれないという、浅はかな発想でした。それくらい切実に悶々としたものを植え付けられてしまってた訳です。パンツに手を入れていじくるのも、いかにすればもっと気持ちよくなれるか、できることを試しては試行錯誤してました。もちろん同級生には聞けないし、わたしはそうした事も相談できる大人の男の人と知り合いたかった。(オジサン)母がしてたみたいにはできなくても、少しずつ色んな事をレクチャーしてくれるような都合のいいオジサン。そうしたコーチがいないかなあ…?と、淡い期待を持って通い始め、結局わたしは理想的な相手に巡り会う…オジサンと呼ぶには少し悪いような三十代のコーチがその人だった。わたしはそのコーチに愛でられる事をひたすら妄想しクラブに通いました。幸い入ったタイミングで初級から一緒に繰り上がって受け持ってもらえたから、顔は覚えてもらえたし、都合のいい解釈をすれば、わたしを気にしてくれてるような気もした。だからわたしはあんまり仲良しの子を作らないようにしたり、できるだけ一人でいたし、そうした努力は意外と効果があったのか、ちょっと空き時間に休憩室で話したりもできるようになった。おそらくわたしは大人に礼儀正しい優等生的な生徒に映っていたと思う。それと同時にわたしの秘めた好奇心もしっかり見抜いてくれていたのだから、自分なりに定めた相手に間違いはなかったと今でも思う。小麦色まではいかないがかすかに焼けた肌にたくましい肉体は、わたしには猛烈にまぶしく映った。股間に目がいかないようにするのがかえって不自然さを醸し出し、それが逆にそそられたと後で言われたりもするのだが、わたしはクラブの後はとにかく疲れたからと早々とベッドに潜り込んでは股間をいじくり倒した。コーチの事を考えながら触るとあきらかに高ぶった。母はあれ以来、ディスクを出しっぱなしにすることはなく、なかなか観たくても観れないところが欲求不満を駆り立てていたが、ある時ついに隠し場所を見つけて久々にそれを観たが、やっぱり凄まじいまでにエッチだった。わたしははっきりとコーチとこうした行為がしたいと思っていたし、再びそれを目にしてからは自分が押さえきれないほど高ぶっていた。都合よくその日はクラブの日だったから、わたしは相当に切実な雰囲気をまとっていたゎだと思う。自分から話を聞いてくれますか?と、コーチににじりよっていた。コーチは終わってから時間を作ってくれて、わたしは恥をしのんで一連の出来事をできるだけソフトに伝えた。(要は母が父以外の人と関係があるのを知ってしまいわたし困惑してますみたいな話)それを聞きながら、もうわたしの気持ちをさらに深読みして察してくれたんだと思う。理想的な答えでまとめてくれた上に、わたしをフォローしてくれるような提案をしてくれた。あの時は、この展開が最も望むパターンだと内心飛び上がったものだ。そうした心の機微を見抜ける人だから少女もうまくリードできるんでしょうね。わたしは初めてクラブ以外の場所で会ってくれた日曜日に、コーチとキスまで交わしていた。最初に見た時からかわいいと思ってたし、ずっとこうして抱きしめたかったと言われ、少しはもったいぶればいいのに、あまりの嬉しさから即答でわたしも!と答えてしまった。それからは普通に恋人同士が発展していくように、徐々にエッチな方面に流れていったけど、普通に信頼してたしもう全部おまかせで身を委ねてました。
...省略されました。