「ビシ!バシ!痛い、痛いよ。Aちゃん止めて、助けて!」
「え?Aちゃん、馬鹿物!女王様とお呼び。バシ!バシ!」
「だから、本当に痛いの。死んじゃうよ。」
「ヤダ、大変、真っ赤だよ。大丈夫?」
「エロビデオの男、痛く無いのかな?」
「バカ!だから止めようっ言ったじゃん。あんなの演技に決まってるでしょ。」
「違うよ。何か最近どんどん激しく成って来てるよ。イテテ。」
「何かストレス発散っていうか。途中からK君の事。人間扱いしてなかったかも。」
「ストレスか。ママの言う通りかもな。実はな、、。」
ある夕飯の時母が、
「ねえ、お兄ちゃん。結婚したんだから、もっと二人で会ったら。こうやって今迄通りの生活をしてくれるのは嬉しいけど。Aちゃん面白く無いはず。ママだって大人よ。これ以上言わせないで。」
「ママの言う通りだ。」
「無理だよ。僕達学生だよ。結婚許して貰っただけで感謝してるし。もしお金が有っても二人暮らしなんて大変だよ。勉強出来なくなる。彼女は、T大だし。」
「偉い!パパは見直したぞ。借金してアパートでも借りて上げようと思っていたが間違いだった。危ない危ない。親バカに成るとこだったな。」
「えー、K君のバカバカバカ正直。二人で住むチャンスだったのに。」
「うわ!よせよ。死んじゃうよ。」
Aちゃんがベルトを持ったから叫んだのである。
「ごめんなさい。私どうかしてる。これじゃあべこべ。私がバカに成ったみたい。」
(ヒデーな。こいつ自分が言ってること気づいてないよ。重症だ。頑張れ俺。何か良い案ないかな?)
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