「K君のパパ優しい。」
「そうかもな、あんまり怒らないし。でも、子供の頃、道で誰かが転んだ時、僕が笑ったら、殴られたよ。
困ってる人見て笑うなんて最低の人間のする事だ。なんで心配してあげない。馬鹿物!あとな、女の子には、優しくしろ、男の方が力が強いんだからな。まだ有った。友達にお金借りたらめちゃくちゃ怒鳴られた。お金欲しかったら、親に言いなさい。貸すのは構わない。けど上げるつもり貸せ!絶対返しと言うな。本気で怒られたのはこの2つかな。」
「そういえば、お父様。私の胸見て、お母様に叩かれていたけど怒らなかった。ウチだったらあり得ない光景よ。」
「基本、僕と同じでバカだからな。全く。勃起してたよ。」
「本当?変態は遺伝するんだね。あはははー。」
「良かった。やっと笑った。泣いたときはどうしようかと思ったよ。パパの教育のトラウマだよ。」
「ありがとう。」
と、また泣き出したから、
「よせよ。泣くなよ。」
「バカ、嬉し泣きだよ。」
「嬉し泣きか、分かった!女王様に、鞭で叩かれて嬉し泣きするマゾ男みたいなもんだな。」
「もう、変態変態。よくそんな冗談ポンポン浮かぶの?あはははー。」
「Aちゃんは、笑顔が素敵だよ。思い出した。修学旅行で電車の中で、ずーっと笑っていたから、結構可愛いじゃんって思った。」
「私は、忘れた事ない。人生で一番楽しかったから。K君の話、楽しくて楽しくて。」
「おっと、駄目駄目。泣かない泣かない。そうだ!アルバムアルバム。」
「わー、懐かしい。ほら!誕生日会の写真もある。」
「修学旅行の写真、僕達ツーショットだ。全然覚えてないけど。」
「私は覚えてる。大事に取っといたのに、パパが捨てたのよ。勉強に集中しろって。」
「え?じゃあ僕の事、好きだったんだ。」
「あのね、誕生日会とかの話で普通気が着くよ。バカじゃ無いの。あはははー。」
「この写真上げるよ。でも俺バカだから、Aちゃんの顔忘れちゃう。だから君が、先に卒業しても会ってくれるかな。先輩。」
「もちろんよ。K君が、何年留年しても
会って上げる。」
「いいねえ、元気出て来たじゃん。じゃあ、そろそろエッチしようよ。」
「こいつ、初めからそれが目的だな。変態。セックス漬けにして留年させてやる。そうだ!今日ハイヒールで来たから、ベルトで叩いて挙げるよ。」
「本当かい?実はもっといろいろあるんだ。スカトロとか。」
「もう変態。冗談で言ったのに、その代わり、K君が卒業したら、結婚してくれる。」
「するする。でも僕バカだから忘れるといけないから、籍入れちゃおう。学生だけど成人だから問題ないよ。」
「もう、それってプロポーズじゃん。なんでスカトロと一緒なの。変態変態変態。」
と、僕ら後日、結婚した。もちろん変態プレイも大爆笑しながらしたのである。
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