「我慢出来ないようですね……いやらしく誘ってみなさい…」
と言って後ろ手に縛った両手を解放し、あやを立たせた…
あやは振り返り、アキラに背を向けた…
両手で手摺を握りしめ、肩越しにアキラをそっと眺めながら…
「お願い…入れて…」
尻を突き出し誘って見せる…
「…ん?…あやさん…もっといやらしく…ですよ」
アキラは煽り立てるように返した…
すると、手摺から両手を放し、脚を揃えて尻を突き出す…
その両手で尻肉を持上げる様に秘部を開いて見せる…
そして愛蜜を垂れ流した紅い花ビラを見せつけながらあやは誘って魅せた…
「…はやく…私の中に入れて…下さい」
アキラはあやの元へ歩み寄り…
「いいですね…凄くいやらしですよ…わかりました…」
愛蜜を垂れ流した蜜壺へ、熱く硬い肉棒を先端からゆっくりと…
壺の中からは熱を感じ周りの柔らかな肉壁が肉棒を締め付け押し返そうと抵抗している…
先端のエラでその肉壁を潜り抜けた…
「いやぁぁ」
…あやは熱と硬さを…
「あぁぁ」
…アキラは熱と締まる肉壁と…
互いに感じ二人は一つになった…
あやの両手を再び手摺へと握らせる…
アキラは腰の括れを両手でやや強めに掴んだ…
肉棒を奥深くで落ち着かせ、蜜壺を馴染ませる…
そして穏やかに、浅く深く変化を交え…
肉棒に力を入れ、先端のエラを張ると肉壁は更に締め上げてくる…
その都度、あやの手摺を握る腕が筋張っていた…
幾度となく先端のエラで肉壁を掻き…
アキラの身体が往復を繰り返す度に、あやの尻は水波の如くに揺れ動く…
そこからは、水に濡れた肉のぶつかる音の中に、微かに聞こえる肉をこねる音がこだまする…
アキラは掴んだ腰の括れを押し下げ、あやの尻を下げた…
そのまま後ろから二の腕を両手で掴み、胸を開かせ上半身を反らせる…
先端の裏側で、あやの恥骨の裏側を刺激する
…
音は一定のリズムから、テンポを上げ加速する…
するとあやの身体全体が、うねうねと波を打ち、脚が小刻みに震え出す…
「あぁーダメダメダメ」
「あっ…そこっ…」
「いやっ…」
「そこっ…き…きもちいい…」
「いやっ…もっと……もっと…」
「きもちいい…」
「けど…なんか…」
「だめだめだめー…」
「いやっー」
あやは上半身を仰け反らし、僅かに脈を打っていた…
するとアキラは、あやの腕を掴み洗面台へ移動した…
洗面器に両手を付かせ、鏡を見に向かわせる…
「ここだと自分の恥ずかしい姿も良く見えそうですね…」
背後から鏡越しに微笑み、見つめながらそう言って、あやの腹部から手を廻し、妙味にぶら下がる乳房を、感情に突き動かされるままに揉みしだく…
鏡に映ったそれぞれが、今起きている非日常な出来事を忍びやかに、忘我の陶酔へと駆け昇ろうとしていた…
愛密と潮気の水分で艶やかになった蜜壺へ肉棒をもう一度挿入する…
肉壁を潜り抜け、今度は奥にある核の辺りを先端で押す様に刺激を与え…
肉棒を梃子に見立て、静かに核を先端で弾き撫でる…
アキラは先端に神経を集中させ、そこだけを逃がさぬよう…
乳房を揉みしだいた手で、そのまま後ろからあやの肩を掴み…
一心不乱に核を愛撫する…
「いやあぁ…きもち…いい」
「はぁはぁ…」
「そこ…ばっかり…」
「はぁはぁはぁ…」
「…だめ…」
「はぁはぁ…はぁはぁ…」
「だめだめ…へんになっちゃいそう…」
「はぁはぁ…」
「俺もへんになっちゃいそうだよ」
「はぁはぁはぁ…」
「ほんとに…だめ…おかしく…なっちゃう…」
「はぁはぁ…」
「おねがい…もっと………」
「はぁはぁはぁ…」
SEXと言う快楽に酔いしれる二人…
アキラの身体には汗が滲み…
あやの下半身がガクガクと細かく震えている…
震える身体を支える様に肩を抱き寄せ更に酔いしれる…
「あぁダメダメダメ…」
「はぁはぁ…」
「あやさん…俺…我慢できないよ…」
「はぁはぁはぁ…」
「私も…でも…中はダメ……もっと…もっと…」
「はぁはぁはぁ…」
「あやさん…俺イキそう」
「はぁはぁ…」
「いやぁーダメダメ……私も…いっ…いっちゃう…」
「はぁはぁ…はぁはぁ…」
「いやぁー…ダメダメダメ」
「はぁはぁ…はぁはぁ…」
「ヤバッ…イクッ」
「はぁはぁはぁ…」
「イクッ…」「いくーっ…」
「はぁはぁはぁ…はぁはぁはぁ…」
あやがアキラを、アキラがあやを互いに絶頂へ導き、同時に果てた…
快楽の余韻に浸っていた二人…
「コンッ!コンッ!」
ドアをノックする音が…
一つになったままの二人が顔を合わせると…
「閉館でーす…誰か居ますか?」
職員なのか男性の声が聞こえてきた…
扉の方を見たアキラが咄嗟に
「あっ!入ってますよ…お腹の調子が悪くて…もうすぐ帰ります」
「大丈夫ですか?…帰りに受付に声掛けて頂けますか?僕、居ますので…」
と言い残し、職員の足音が離れていった…
胸を撫で下ろすアキラが指差す方に視線を向けると…
扉のカギが…
…と床に何かが破り捨てられている…
あやは読み上げる…
「0.01 …オカモ…ト」
「アキラさん…いつの間に…笑」
ー END ー
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