「じゃあ、今度はこっちに座ってみて下さい…」
アキラは、貸出し用のバスタオルを手に持ち、便座の蓋の上に広げてみせた…
何か企んでいるかの表情で…
「えっ?…こうでいいの?」
あやは、少し不安げに腰を降ろした…
透かさずアキラは、少し後ろへ下がり、暫くあやを見つめている…
今度はカバンを漁り出し、何かの封を開け、再びあやへと近づいた…
「あやさん、これを付けて下さい」
アキラは、帯状に畳んだマスクで、あやの視界の自由を奪った…
「えっ?…はい…でも……何も見えないよ…」
視覚が奪われ、少し困惑した様子だ…
しかし他の感覚が研ぎ澄まされ、より敏感になっていく…
「あやさん、僕に身体を任せていただけますか?」
アキラは、あやに寄り添い、耳許で囁いた…
普段嗅ぎ慣れない男の匂い…
普段聞き慣れない男の声…
「…は…はい……」
あやは、好奇心で返事を返した…
アキラに身を委ねる事に決めてしまった…
すると…「バサッバサッ…パサッパサッ」
大小の、布状の物を広げる様な音が聞こえてきた…
「えっ……何…するの?」
あやは、不安と期待に、胸が張り裂けそうになる…
「ちょっと、脚…触りますね…」
再び男の匂い共に、耳許で声が聞こえた…
あやは、コクッとうなずいた…
するとアキラは、あやの左脚の踵と、足首を持ち上げ、バリヤフリー特有の手摺へと、絡ませた…
「…あっ…冷たっ……」
あやは、ピクッとした反応と共に、声を出した…
「ごめんなさい、ビックリさせちゃいましたね…」
アキラは、反応を楽しむ様に微笑んでいる…
「じゃあいいですか?…ちょっと固定させてもらいますよ…」
その問いにあやは、無言で再びうなずいた…
アキラは、フェイスタオルであやの足首を手摺に縛り付け、固定した…
「痛くないですか?…」
あやは羞恥心からなのか、上体を起こし、秘部を隠す様に手首を交差させ、前方へと手を置いている…
「…大丈夫……だけど…」
するとアキラは、無言であやの腕を掴み、隠す様に置かれた手をそっと後方へ移動させた…
「えっ…ちょっ…恥ずかしい…」
照れた素振りで答えた…
「恥ずかしいんですか?…大丈夫、凄く綺麗ですよ…右脚もいいですか?」
アキラは右脚も同じように、右側の手摺へと縛り付け、固定した…
「ん?…」
あやの異変に気付く…脚がガクガクと震えている…
俗に言う、開脚M字と言う姿勢だ…
「…完成です…あやさん」
「こんな場所で…そんなに開かされちゃって…凄くいやらしい格好ですよ…」
「あそこの人達が見たら…何て言いますかね?」
あやの姿に卑猥な言葉を浴びせかけ、様々な角度からスマホで画像に納めた…
アキラの要求に…
「…こう?…」
「…ヤダ笑…」
雰囲気も和み、あやも胸を突き出したり…
乳首を浮き起たせたり…
暫く撮影を楽しんだ…
「あやさん…そろそろ脚解きますね」
あやは、目隠し代わりに付けられたマスクを外そうとした…
「それ、外さないで下さい…解くのも楽しみましょうよ…」
アキラの企みの真意は、これからだったのだ…
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