「あの…もしかして…」
「アキラさん?…」
この『アキラ』と言う男も、半年程前とあるSNSに登録していた…
あやに淫猥な言葉を投げ掛け、頻繁にやり取りをしている男の一人だった…
アキラのプロフィール画像を思い出し、この男の顔と繋がったのだった…
あやの問いかけに、男は少し考えるように、手に持っていたスマホをポケットに入れ、背を向けたまま反応した…
「えっ?」
「あっ…あやさんですか?…」
すぐに分かった
自分をアキラと呼ぶ女性は、あや以外いないからだ…
アキラはSNS上で、あやとの筆密を交わし、妄想を楽しむ欲望の塊…
「そっち向いてもいいですか?」
あやは着衣をしながら
「ちょ、ちょっと待って…」
一応の着衣を済ませた…
とはいっても、下はショーツと、上はキャミソールだけ…
「いいですよ」
男は一旦呼吸を整え、あやの方へ振り返った…
そこにいたのは、紛れもなくアキラだ…
二人は、軽く自己紹介を交わし、この場に潜り込んだ経緯などを、お互い話した…
そんな中、話題はあやの自撮りの話しになっていった…
話しは盛り上がり、あやがこう言ってスマホを差し出した…
「さっき、着替え中に盗撮っぽく撮ってみたの…どうですかね?」
画像を見てアキラは、不敵な笑みを浮かべ…
「いいですね!下からのアングル…お尻が強調されていて、凄く魅力を感じますね…」
と言って、スマホの画像と、あやの身体を舐め回すように見ている…
そして提案した…
「あっ!鏡越しで、あえて自撮りが分かるように…ちょっとショーツずらしてみたりとか?」
この時、アキラもある事に気が付いた…
あやの身体のラインが、心底魅力的な事に…
自撮り話をしている内に、二人の距離が一気に縮まった…
そして今度は、アキラがあやを撮影する事になった…
初めの方は、あや路線で撮影する、勿論ソフトなので着衣はしたまま…
アキラの要求は徐々に過激になる…
服従的になったり…
挑発的だったり…
見えてるのではと思う程、肉感的な姿勢を要求してくる…
「それは…ちょっと…見えちゃうよ…」
あやは、照れた素振りで言葉を発した…
だが内心は、画像に写し出された想像以上に卑猥な自分の姿に興奮していたのだ…
「じゃあ、今度はこっちに座ってみて下さい…」
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